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日本語文法論II

科目
日本語文法論II
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
64089
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
永井 悦子
授業の概要
日本語文法の基礎的事項を身につけることを目的とする。「文法の学習=暗記」だと考える人も多いようだが、本授業のねらいは、受動的に言葉のルールを「覚える」のではなく、日頃用いている身近な日本語の現象を見つめ直し、そこに潜む問題点や法則性について自ら「考える」力を養っていくことにある。
主に「日本語文法Ⅱ」では、文の組み立てに関することがらについて取り上げる。
到達目標
日本語文法の仕組み、特に文の成立や文の構造について理解を深め、文法的に考える力を養う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
文法と文法論 文法に諸説あるということこれまでにどのような「文法」を学んできたのか、思い出しておく。
第2回目
文とは? 何をもって「文」と見なすのか?前の時間に出す課題について考えてくる。
第3回目
文の種類と構造① 文を構成する成分前の時間に出す課題について考えてくる。
第4回目
文の種類と構造② 文の階層構造前の時間に出す課題について考えてくる。
第5回目
連用修飾・連体修飾 文における修飾の構造前の時間に出す課題について考えてくる。
第6回目
「格」① 現代語の「格」について:格助詞のはたらきと用法前の時間に出す課題について考えてくる。
第7回目
「格」② 「主題」と「主格」:「は」と「が」はどこが違うのか前の時間に出す課題について考えてくる。
第8回目
ヴォイス受身の表現、使役の表現前の時間に出す課題について考えてくる。
第9回目
テンス「スル」と「シタ」の基本的性格前の時間に出す課題について考えてくる。
第10回目
アスペクト「スル」と「シテイル」の基本的性格前の時間に出す課題について考えてくる。
第11回目
モダリティ①モダリティのとらえ方前の時間に出す課題について考えてくる。
第12回目
モダリティ②モダリティに関わる類義表現の比較①前の時間に出す課題について考えてくる。
第13回目
モダリティ③モダリティに関わる類義表現の比較②前の時間に出す課題について考えてくる。
第14回目
まとめこれまでの授業のまとめと扱いきれなかった問題についての補足これまでの授業内容について整理しておく。
第15回目
筆記試験筆記試験

教科書
プリントを配布する
参考文献
国語学会編『国語学大辞典』(東京堂出版 1980年)
飛田良文編『日本語学研究事典』(明治書院 2007年)
成績評価方法
平常点(出席・授業参加度・課題)40%、筆記試験60%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/15/2008
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