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プロジェクト演習IA

科目
プロジェクト演習IA
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
64019
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/78
単位数
2単位
担当者名
下村 恭広
授業の概要
 この授業の目的は、社会調査を実際に実施しながら調査技法を体験的に身につけるとともに、報告書作成を通じて社会(科)学的な研究方法の基礎を習得することである。調査テーマは「衣服など繊維製品の消費・廃棄・再利用」である。日常生活の中で不用とされた様々なものが、別の用途に転用されたり再び商品となる過程は、異なる行動原理に基づく様々な主体が関わって成り立っている。ここでは特に衣服という品目に注目し、その消費と廃棄・再利用の実態について探るとともに、市民団体・故繊維業者・古着業者・行政の相互作用を通じて作り出される繊維リサイクル市場の特質について、主に聞き取り調査に基づきながら検討する。これはまた、廃棄という日常的実践の社会的・文化的側面について考察することにもなるだろう。
到達目標
1.社会調査の一連の流れを体験し、研究手法の基礎を身につける。2.調査から自分なりの知見を得る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 調査のテーマと進め方、成績評価の方法などに関する説明履修希望者は必ず出席してください。
第2回目
文献講読とテーマに関する討議(1) テーマに関連する文献を読み、調査のテーマについて討議する。指定した文献を読んでくる。
第3回目
文献講読とテーマに関する討議(2) テーマに関連する文献を読み、調査のテーマについて討議する。指定した文献を読んでくる。
第4回目
文献講読とテーマに関する討議(3) テーマに関連する文献を読み、調査のテーマについて討議する。指定した文献を読んでくる。
第5回目
文献講読とテーマに関する討議(4) テーマに関連する文献を読み、調査のテーマについて討議する。指定した文献を読んでくる。
第6回目
文献講読とテーマに関する討議(5) サブ・テーマの決定;グループ分け;役割分担の決定サブ・テーマに関する構想を考えてくる。
第7回目
情報の収集・整理と問題設定(1) 雑誌記事・論文・新聞記事・インターネットによる情報収集図書館やインターネットで資料を収集する。
第8回目
情報の収集・整理と問題設定(2)雑誌記事・論文・新聞記事・インターネットによる情報収集図書館やインターネットで資料を収集する。
第9回目
情報の収集・整理と問題設定(3)情報の整理、より具体的な調査課題の設定グループごとに収集された情報を整理・共有しておく。
第10回目
情報の収集・整理と問題設定(4)情報の整理、より具体的な調査課題の設定グループごとに収集された情報を整理・共有しておく。
第11回目
聞き取り調査の準備(1)聞き取り調査の対象者を決め、調査項目について検討する。調査項目を決めるのに必要な情報を収集・整理する。
第12回目
聞き取り調査の準備(2)聞き取り調査の対象者を決め、調査項目について検討する。調査項目を決めるのに必要な情報を収集・整理する。
第13回目
聞き取り調査の準備(3)聞き取り調査の対象者を決め、調査項目について検討する。調査項目を決めるのに必要な情報を収集・整理する。
第14回目
聞き取り調査の準備(4)聞き取り調査の対象者を決め、調査項目について検討する。調査項目を決めるのに必要な情報を収集・整理する。
第15回目
聞き取り調査の準備(5)聞き取り調査の対象者を決め、調査項目について検討する。調査項目を決めるのに必要な情報を収集・整理する。

教科書
用いない。
参考文献
以下のほか、適宜紹介する。朝岡康二 2003『古着』法政大学出版局 / 嘉田由紀子 2002『環境学入門9 環境社会学』岩波書店 / ケヴィン・リンチ 1994『廃棄の文化誌』工作舎 / カトリーヌ・ド・シルギー 1999『人間とごみ』新評論 / 中野静夫・中野聰恭 1987『ボロのはなし』リサイクル文化社  
成績評価方法
調査の各段階で必要となる作業での成果、調査への貢献度によって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
実質的にこの調査は1年かけておこなっていく。したがって、この授業と第5セメスター開講のプロジェクト演習ⅡA(下村担当のもの)を連続して履修することを必須条件とする。なお、この科目とプロジェクト演習ⅡA(下村担当のもの)を併せて、社会調査士資格を取得するために必要な科目(G科目)とする。

更新日:02/09/2008
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