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ライフサイクルアセスメント

科目
ライフサイクルアセスメント
区分
機械システム学科科目群
授業コード
15027
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2単位
担当者名
落合 淳一
授業の概要
ライフサイクルアセスメント(LCA)は、資源の採掘から廃棄まで、対象とする製品・サービスに係わる物質/技術の連鎖を一貫して捉え、資源消費量や環境への排出物質を定量し、その環境への影響を評価する手法である。ライフサイクルアセスメント入門及び初級として、その概要を講義する。特にエネルギー機器・システムを具体例にあげて手法を説明する。
到達目標
ライフサイクルアセスメント入門及び初級として概念及び特徴を理解、把握する。さらにエネルギー機器・システムについて、例題により、ライフサイクルアセスメント初級的手法を修得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義概要 講義内容、目標、日程、成績評価などシラバス参照
第2回目
エネルギー・環境問題1 気候変動地球温暖化などエネルギー・環境問題の現状を認識、問題意識を確認すること。
第3回目
エネルギー・環境問題2 地球システム、人口増加、資源枯渇などエネルギー・環境問題の要因を把握、認識すること。
第4回目
エネルギー・環境問題3 持続可能な開発、気候変動に関する政府間パネルと気候変動枠組条約、COPと京都議定書などエネルギー・環境問題に対応する国際動向の把握が要点。
第5回目
環境と社会1 環境保全の方策、市場機構による環境保全など環境保全方策の把握・理解が要点。
第6回目
環境と社会2 排出権取引、京都メカニズムなど排出権取引制度、京都メカニズムを把握・理解が要点。。
第7回目
環境影響評価手法(LCA)1 ライフサイクルアセスメントの概念LCA概念の理解が要点。
第8回目
環境影響評価手法(LCA)2手法の標準化、ISO-LCAの実施方法LCA手法の修得が要点。
第9回目
環境影響評価手法(LCA)3システム境界、LCAの限界などLCAの特徴・限界の把握が要点。
第10回目
環境影響評価手法(LCA)実施1石炭のLCA実施例例題・演習によりLCA実施方法の取得が要点。
第11回目
環境影響評価手法(LCA)実施2石油製品のLCA実施例例題・演習によりLCA実施方法の取得が要点。
第12回目
環境影響評価手法(LCA)実施3LNGのLCA実施例例題・演習によりLCA実施方法の取得が要点。
第13回目
環境影響評価手法(LCA)実施4アルミニウムのLCA実施例例題・演習により実施方法の取得が要点。
第14回目
環境影響評価手法(LCA)の拡大相互依存型モデルLCA、社会システム型モデルLCA、LCA手法の拡大など更なるLCAの応用、拡大の理解が要点。
第15回目
まとめ総括、期末レポート提出期末レポートにより理解度を評価。

教科書
特に指定なし。
参考文献
適宜紹介する。
成績評価方法
期末レポート評価80%、出席・例題・演習など20%。
そのほか受講者への指示/メッセージ
例題・演習のため電卓持参のこと。

更新日:01/14/2008
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