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化学実験

科目
化学実験
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
15104
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/678
単位数
1単位
担当者名
相澤 宏保
授業の概要
定性および定量分析等の化学実験を通じて、物質を構成する原子(元素)および分子(化合物)の科学的特性を理解する。さらに、日常生活で接している物質を実験室で実際に製造し理工系で必要な基礎的知識を習得する。実験に先立ち、必要な基礎知識や器具の取り扱いついて講義する。
到達目標
実験して得たデータを解析し、それについて関連する文献をしらべ、実験の目的や結果について自分で考察を加えることが出来るようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
実験の基礎 化学実験の心得と試薬器具の取り扱いや、事故の安全対応、環境安全などについて説明する。実験には危険がつきものであるということを理解する。
第2回目
陽イオン定性分析(講義) 金属イオンとは何かについて講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第3回目
陽イオン定性(実験) 代表的な陽イオンを系統的に分析する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第4回目
陽イオンの定性分析(実験) 未知陽イオンを定性分析により確認する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第5回目
中和滴定(講義) 酸とアルカリの反応、中和の考え方、実験の取り進め方について講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第6回目
中和滴定(実験) 中和滴定法の操作を行い、中和点の確認法などについて実験する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第7回目
セッケンの合成(講義) 化学物質の分解反応、特に油脂のけん化反応における生成物について講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第8回目
セッケンの合成(実験)有機化学実験の基礎的操作をおこない、生成物に対する考察を加える。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第9回目
アセトアニリドの合成(講義)医薬品の化学合成の基礎を学ぶ。出発物質から生成物までの流れ、その生成法、純度などの確認法を講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第10回目
アセトアニリドの合成(実験)反応の操作について習得し、その流れについて理解する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第11回目
アセトアニリドの合成(実験)得られた結晶の物性および純度確認法を融点測定、クロマトグラフィー操作により習得する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第12回目
酢酸エチルの合成(講義)一般に溶剤といわれる化合物について、その性質や種類、また、酢酸エチルの生成反応とその分離法などについて講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第13回目
酢酸エチルの合成(実験)生成物が液体である場合の分離、生成法など、実験操作について理解する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第14回目
旋光度の測定(講義)天然などに多く存在する物質は旋光度を持つものが多い。旋光度の意味とその測定法について、講義する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。
第15回目
旋光度の測定(実験)日常使用しているショ糖(さとう)の旋光度を純度を変えて測定し、検量線を作成して、未知試料のショ糖の濃度を測定する。該当する実験項目について、あらかじめ予習し、実験に積極的に取り掛かれるようにする。

教科書
基礎化学実験(実験書)
参考文献
実験を行うに際して必要な参考書(インターネットによる情報検索も含む)を調べること。
成績評価方法
レポートの期限までの提出とその内容。実験に対する取り組み。安全に対する取り組み。
そのほか受講者への指示/メッセージ
実験に先立ち、その内容を理解する。

更新日:01/07/2008
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