授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | ガイダンス | 講義の進め方の解説.物理的なものの見方,考え方.
物理量の表し方. | 教科書のはしがきと目次をよく読んでおくこと. |
第2回目 | 身のまわりにはどんな種類の力があるか | 力学現象.速さ,速度などの考え方.力の表し方.力のモーメント.パスカルの原理. | 日常生活でよく知っている現象や内容なのでもう一度よく考えて進むようにすること. |
第3回目 | 大気の圧力はどうして生じるか | 大気圧.真空の考え方.毛管現象. | 圧力の単位,真空の単位の理解に努めるようにする.
簡単な演示実験を等して理解する. |
第4回目 | 仕事とエネルギーの考え方 | 重い荷物をかついで立っている人でも仕事はしていない.仕事と仕事率.エネルギーの種類. | 物理学での仕事と日常生活での仕事の違いを理解できるようにする.仕事とエネルギーの理解. |
第5回目 | 温度と熱の違い | 熱現象.温度計,温度目盛.物質の温まり方. | デジタル温度計ではなくアナログ式の温度計の仕組みを理解する.比熱を理解できるようにすること. |
第6回目 | 100℃でも水が沸騰しない現象 | 圧力なべの水は地上では100℃で沸騰しない.飽和蒸気圧の考え方.演示実験を行う. | なかなか理解しにくい箇所なので,教科書をよく読んでおくこと. |
第7回目 | 物理学で使う波はどんな波か | 波動現象.主に音波を扱う.人間の耳の聞き取れる音域,発生できる音域.演示実験をとおして理解する. | 音の理解.身近な音や音の現象を理解できるようにする. |
第8回目 | 水面上の薄い油膜の色 | 光の干渉,音の三要素,ドップラー効果,騒音. | ドップラー効果の理解.騒音の表し方を学ぶ. |
第9回目 | 帯電体のまわりの空間 | 静電気現象,電気を蓄える,電流の種類.抵抗,電気回路. | 電気現象の理解.電気は目に見えないので理解しずらいが,身近な電機製品や現象を等して理解できるようにする. |
第10回目 | 屋内配線 | 電気回路,電熱器具,電磁石のつくりかた. | 電気回路と電熱現象を理解する. |
第11回目 | モーターの仕組み | 電動機,磁気現象の解説.演示実験をおこなう. | モーターの回る仕組みをとおして磁気現象を理解する. |
第12回目 | 交流の理解 | 家庭用の電気の単相交流や三相交流の理解.電圧の上げ下げの方法. | 家庭で使われている交流電気を理解する.直流と交流の違いを理解する. |
第13回目 | 電波と光波は違うか | 微視的世界の現象.電磁波の理解.電子レンジやレントゲンを理解する. | 電子レンジやレントゲン,テレビなどの原理を調べておくとよい. |
第14回目 | 光で電気が起こせる | 太陽電池について.電子,原子の理解. | 太陽電池や光を利用した電源など,調べられたら調査しておくこと. |
第15回目 | 放射能,原子力発電 | 放射能,放射線,原子力発電などの理解. | 原子力発電について調べておくとよい. |