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国語

科目
国語
区分
教育学科科目群
授業コード
16064
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
飯住 良夫
授業の概要
人間の人格形成を使命とする「教育の基層」としての「人間の成長・発達、特に乳幼児期・児童期の精神発達と言語機能との関わり」の探求を通して、「日本語」及び「国語(日本語)教育」についての基礎的基本的な見識を求める。
到達目標
人間(特に乳幼児・児童)の言語の成長・発達(生態)及びその特質について、言語学的な視点・観点を明確にふまえて論述することができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ことばの誕生Ⅰ 講座の概要説明 「国語」の分野の整理 
「ことば」の起源の概観
指示されたことの他に、今後、講義中に紹介する参考文献の指定箇所を読了しておくこと
第2回目
ことばの誕生Ⅱ 「人間の言語」と「動物の言語」の対照により、言語の生物的機能についての理解前時の講義で指示する
第3回目
ことばの誕生Ⅲ 「ことば以前のことば」から「ことば」を習得・獲得する過程の理解前時に提示する資料を読み、自分の意見を簡潔にまとめておくこと
第4回目
「社会化」とことばⅠ 「社会化」の定義 
「あいさつ行動とことば」について考える 
日ごろ、自分がしている「あいさつ」のことばを記録し、整理しておくこと
第5回目
「社会化」とことばⅡ 「発音」「発声」からみた「日本語の特質」の理解子どもの「喃語」の定義について調べておくこと
第6回目
「社会化」とことばⅢ 「意味」の発生と定義についての理解前時の講義でに指示する
第7回目
教養とことばⅠ 「教養」の定義 
「音韻」からみた「日本語の特質」を知る
前時の講義で指示する
第8回目
教養とことばⅡ「文字・表記」の基礎基本について理解し、「日本語の特質」について感得する前時の講義で指示する
第9回目
教養とことばⅢ「文法」の概観 
「文法」からみた「日本語の特質」について考える
前時の講義で指示する
第10回目
文化とことばⅠ「文化」の定義 
「語彙」からみた「日本語の特質」を感得する
「分類語彙表」(秀英出版)に目を通しておくこと
第11回目
文化とことばⅡ「敬語」における「日本語の特質」を知り、現状の課題を考える前時の講義で指示する
第12回目
文化とことばⅢ「表現法」における「日本語の特質」を感得する「日本語の美しさ」について考えておくこと
第13回目
教育とことばⅠ「自我形成」(自立)と言語教育との関わりを考える自分を指す「人称代名詞(自称詞)」を列挙しておくこと
第14回目
教育とことばⅡ情報化・記号化の進行と言語教育上の課題について考える言語教育の見地から,「言語の簡略化・省略化現象」の現状について考えておくこと
第15回目
教育とことばⅢ国語(日本語)教育の重要性の確認 
春学期のまとめ(授業内レポート)
本講座で学習したことを整理しておくこと

教科書
必要に応じて、講義ごとに、提示・配布する
参考文献
必要に応じて紹介する
成績評価方法
・毎時間の「振り返りカード」(30%) ・受講出席(20%) 
・試験(授業内レポート)(50%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
なし

更新日:02/13/2008
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