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教育心理学特論

科目
教育心理学特論
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
16215
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
岩田 恵子
授業の概要
保育・幼児教育の場を考えるための教育心理学的知見を紹介し、保育のありかたを共に考える機会とする。また、子どもの視点、保育者の視点、保護者の視点などを含め、保育の場を多角的に考察していきたい。
到達目標
保育の場の営みを教育心理学の研究成果から理解し、保育観や子ども観を問い直す。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
遊びと学びのとらえかた 授業のオリエンテーション
「学ぶ」ということの意味を考える中で、幼児の生活における「学び」と「遊び」をとらえなおす
今までに出会った子ども達が何かを「学んでいる」と思ったときのことを、自分の言葉でエピソードにまとめておくこと。
第2回目
学びを見る視点 心理学的に「学ぶこと」をとらえる3つの視点(行動主義・認知主義・状況主義)について学ぶ事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第3回目
遊びを見る視点① 子ども達の遊びの育ちを考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第4回目
遊びを見る視点② 子どもの遊びと環境との関わりについて「アフォーダンス」の視点も交えて考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第5回目
発達のとらえかた① 子ども達の遊び場面のビデオを分析することから、発達をどのようにとらえていくかを考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第6回目
発達のとらえかた② 前回のビデオ分析を見直しながら、発達をとらえる視点について考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第7回目
子ども同士のかかわり 子ども同士の関わりのなかでも「いざこざ」場面から、子ども達の関わりの深まりと保育者の援助のあり方を考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第8回目
保育の場のとらえかた①「正統的周辺参加論」から、子ども同士のかかわりの変化、保育者の関わりを考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第9回目
保育の場のとらえかた②「正統的周辺参加論」から、保育の場の理解を深める事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第10回目
保育者としての育ち①熟達化研究を参照しながら、保育者の成長を考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第11回目
保育者としての育ち②保育者のアイデンティティの発達について考えながら、ケアと援助について考察する事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第12回目
保育の営みの評価①保育の計画と実践について、「状況論」から見えてきた計画の概念を参照しながら考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第13回目
保育の営みの評価②保育における記録と省察の意味について考える事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第14回目
学びの実践共同体授業で学んできた概念から、保育の場をとらえなおす事前に配布する資料を読み、要点をまとめ、自分なりに考察しておくこと。
第15回目
試験

教科書
使用せず、配布資料ですすめる
参考文献
配布資料の中で、講義の内容にあわせて、紹介する
成績評価方法
授業毎に行うコメントペーパーの提出及び期末テスト
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/12/2008
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