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国語科指導法

科目
国語科指導法
区分
教育学科科目群
授業コード
56342
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/78
単位数
2単位
担当者名
飯住 良夫
授業の概要
小学校の国語科教育の理論と実践についての基礎的・基本的な見方・考え方を知り、演習を通して、国語科学習指導法及び授業実践力向上の手がかりを求める。
到達目標
これからの国語科教育の動向を理解し、演習体験における授業づくりの基礎的・基本的な要件をふまえて、よりよい授業設計をすることができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
国語科教育の概論Ⅰ 講座概要の説明 国語科教育の本質と目的 国語科教育の変遷 今日的な課題の概要自分の小学校時の国語科学習の体験をエピソードとして簡略に記録しておくこと(2事例)
第2回目
国語科教育の概論Ⅱ 国語科教育の「目標」と「内容」の理解新しい「指導要領解説 国語科編」(文科省)を読了しておくこと
第3回目
国語科教育の概論Ⅲ 国語科教育の「教育課程」についての理解新しい「指導要領解説 総則編」(文科省)を読了しておくこと
第4回目
国語科教育の授業構想Ⅰ 授業設計の要件についての理解提示された指導案事例の共通点・相違点を整理しておくこと
第5回目
国語科教育の授業構想Ⅱ 授業設計の演習(簡単な教材分析の実際を知り、指導方法と技術の開発の必要性を知る)(班・全)提示された「教材文」を読んで、教材的価値を整理しておくこと
第6回目
国語科教育の授業構想Ⅲ 授業設計の単元づくりの(本時の授業づくりを中心に、単元づくりの実際を学ぶ)提示された指導案形式にしたがって、大まかな学習指導案を作成しておくこと
第7回目
国語科授業の実践Ⅰ 文学的文章の授業づくり(本時の板書計画を中心に指導案の検討をする)(班・全)提示された教材の指定された時間についての学習指導案を作成しておくこと
第8回目
国語科授業の実践Ⅰ前時の指導案にもとづいた「模擬授業」を通して、効果測定を協議する(班・全) 指導案の改善班ごとに、「模擬授業」を受講者に提供できるようにしておくこと
第9回目
国語科授業の実践Ⅱ説明的文章の授業づくり(「教材」で育てたい力を整理して指導案の検討をする)(班・全)提示された教材の指定された時間についての学習指導案を作成しておくこと
第10回目
国語科授業の実践Ⅱ前時の指導案にもとづいた「模擬授業」を通して、効果測定を協議する(説明的文章の授業づくりの留意点)(班・全)  指導案の改善班ごとに、「模擬授業」を受講者に提供できるようにしておくこと
第11回目
国語科授業の実践Ⅲ文章表現の授業づくり(児童の実態の把握をもとに、指導案を検討する)(班・全)提示された児童の姿を想定して、指導案を作成しておくこと
第12回目
国語科授業の実践Ⅲ「模擬授業」を通して、児童役の観点から効果測定を協議する(班・全) 班ごとに、「模擬授業」を受講者に提供できるようにしておくこと
第13回目
国語科授業の実践Ⅳ「音声表現」の授業づくり(提示された教材から、指導できる音読の内容の整理と模擬授業)指導案略案作成提示された「教材」で指導できる学習内容を想定しておくこと
第14回目
国語科教育の今日的な課題Ⅰ学力論と読書指導の動向(学級づくり等) 情報教育と国語科教育「読み聞かせ」の方法を調べておくこと
第15回目
国語科教育の今日的な課題Ⅱ社会的な課題と国語科教育の今後のあり方
試験
「少子化」「いじめ」などの社会的な課題と「国語科教育のあり方」についての意見をまとめておくこと

教科書
学習指導要領解説 総則編(文科省)(H20.3発行予定のもの)
学習指導要領解説 国語編(文科省)(H20.3発行予定のもの)
参考文献
随時、紹介する。
成績評価方法
受講の構え(意欲・参画態度・自己点検)(30%) 作成した学習指導案(30%)試験(40%) 
そのほか受講者への指示/メッセージ
演習は、班活動が多くなるので、自己責任を果たすよう心がけること。
演習の運営は、受講人数によって変更することもある。

更新日:02/13/2008
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