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テキスタイルデザインI(4年生対象)

科目
テキスタイルデザインI(4年生対象)
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
18514
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/567春 木/567春 金/567
単位数
3単位
担当者名
梶原 新三
授業の概要
人間は衣服をまとい、生活空間はインテリアファブリックであふれている。それは人間がよりよい生活を追求してきた文化の重要不可欠なのものである。テキスタイルデザインIでは「人間と環境」を主軸に「衣」を研究する。
・衣の素材としての布を制作する
・衣と布の相関的造形性を追求する
・衣と布を知るために徹底したリサーチ(市場調査・情報・広告、環境問題等)を実践し、社会情勢を理解すると共に各自の創造的感性をより現実に則して洗練させる
・伝統の意義を考えると同時に、現代社会が要求することを分析する
・テクノロジーの応用を追求する
到達目標
・テキスタイル制作のデザインコンセプトを組み立てることができる。
・布を立体的に展開する造形力
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
テキスタイルとその素材の研究(植物性繊維) リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
植物性繊維素材の染色と布の組織
(平織とその変化組織、絞染・蝋染・ブロック捺染)①
・自主的にデッサン能力を高めること
・課題等、何を要求されているかを確実に理解し、
 自分の考えを確実に伝えるコミュニケーション能力
 を高めること
・客観的に作品を評論する能力を高めること
・時間の有効な使い方を工夫して実践すること
第2回目
試織、試染のサンプル制作 発想を具体化するための試染・試織
植物性繊維素材で布をデザインしサンプル制作
布の目的を考える
第3回目
サンプル制作 リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
動物性繊維素材の染色と製織
第4回目
テキスタイルとその素材の研究
(動物性繊維)
①の課題作品提出
リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
動物性繊維素材の染色と布の組織(綾織とその変化組織、型紙捺染)②
第5回目
試織、試染とサンプル制作 糸の染色と試織、型紙制作と試色布の目的を考える
第6回目
試織サンプル完成と染色布の仕上げ リサーチによるテキスタイル資料の整理
第7回目
服地のデザインと制作
ファッションについて
②の課題作品提出
繊維素材は自由選択、織服地1枚3m以上、染服地1枚3m以上③④
デザインとは実際に目的が叶って良しとすることを認識する
第8回目
デザイン服地という布について十分考える
第9回目
染色、織糸の準備、型紙・ブロック等の準備目的に叶っているかどうかを厳しくチェックする。
第10回目
染色、織服のパターンの最終確認
第11回目
染色、織の仕上げ、縫製③④の課題作品提出
第12回目
縫製
第13回目
縫製と完成のチェック
アイテムのチェック
完成とチェック
独創的な服地と服が制作できたかの全体的調和の美しさを確認する
第14回目
仕込
リハーサル(服合わせ)
リハーサル
第15回目
ファッションショー開催プレゼンテーションと講評
服について、創作することについて、評論する
服地のためのデザインマップの提出

教科書
参考文献
適宜提供する
学生各自も参考文献・資料を用意すること
成績評価方法
全課題制作を提出(作品の完成度、レポート、サンプル制作、デザインマップ)50%
制作の展開能力(企画、制作、プレゼンテーション)50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
講評時に完成された(指定された完成度)作品提出とプレゼンテーションをしなかった時は、その課題の評価はFとする。
全授業回数の3/4以上を出席していないと、この科目の評価をFとする。
出席は。13:20にとる。欠席その他やむを得ない理由は、必ず本人またはその家族(又はそれに準ずる人)が担当者に連絡すること。

更新日:01/13/2006
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