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テキスタイルデザインII(4年生対象)

科目
テキスタイルデザインII(4年生対象)
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
58515
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/567秋 木/567秋 金/567
単位数
3単位
担当者名
梶原 新三
授業の概要
テキスタイルデザインIで述べた授業の概要をふまえ、テキスタイルデザインIIも「人間と環境」を主軸に「インテリアファブリックス」を研究する
・インテリアコーディネートの基礎を学ぶ
・徹底したリサーチを実践する
・今を意識した新しい生活空間を提案し、それに適合したインテリアファブリックスを制作する
・ファッション性、広告・造形性を融合させた総合空間造形としてショウウィンドウをディスプレイする
・このセメスターの最終課題として、それまでの研究を踏まえて個人の自由研究テーマを提示し実験する
到達目標
・空間を把握し、コーディネートする能力
・物質と精神のバランスを保ち、提案する能力
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
インテリアファブリックス
デザインマップ制作と織作品1点制作①
1)インテリアファブリックス
  の研究
2)資料、布のサンプル等の
  分類とファイル作成
3)インテリアファブリックスの
  用途とその色彩および模様
4)インテリアコーディネート
1)夏期休暇中に展示場、店等を見学し、
  サンプルを収集する
2)インテリアファブリックスをエレメント別に
  分類する
3)ファブリックスの素材、構造、機能、効果、
  色彩、模様の研究
4)様式の研究と、それに基づいた資料の分類ボード
  作成
5)夏休み宿題(カーテン又はベッドカバーのデザインB3ケント紙彩色5枚以上)提出及び1点制作@
・リサーチは、資料収集ばかりでなく、
 空間、特にディスプレイされた空間の構築を
 調査すること。
・夏期休暇中、テキスタイルに関わる用語の研究を
 しておくこと
第2回目
①デザイン決定
@染色
ひとつのインテリアを設定し、コーディネートを試みる
基調色を設定し、家具等との調和を検討する
第3回目
制作 コーディネートを基盤に、染色、織の両方の布を制作する
第4回目
制作①@、インテリアファブリックス染作品1点制作② さまざまな要素をボード上で構成し、インテリアコーディネート、カラーコーディネートの基本を学ぶ
客観的意見を十分理解する
第5回目
制作①@、制作② 独自のインテリアデザインを提案。目的・対象を明確にしたデザイン画作成
第6回目
①@課題作品提出
ウィンドウディスプレイ(空間造形)③
1)布・ファイバーを主体とし、ファッション、広告を融合させたディスプレイを企画する
2)ディスプレイの目的、効果を十分検討する
3)季節、場所、何を、誰にを明確にする
4)コンセプトに適合したディスプレイ用布地の制作
第7回目
コスモス祭期間中ウィンドウディスプレイのリサーチ、リサーチ内容報告とディスプレイ制作内容の提案
第8回目
デザインと模型制作縮小模型により素材の展開、照明等の実験をする
第9回目
制作
第10回目
外部講師講評予定③ディスプレイ
第11回目
②課題作品提出
自由研究課題④
衣・インテリアファブリックスを主体に研究してきたことを踏まえ、テキスタイルのあり方、テキスタイル表現について等々、自由研究課題を提示し、それの具体化を図る
第12回目
デザイン決定、エスキース制作素材の適合、技法の適正を確認する
第13回目
制作
第14回目
仕上げ
第15回目
講評このセメスターで制作(研究)したもの全てのファイルを提出する布、繊維の有用性と、造形上の可能性について考えたことをまとめる

教科書
参考文献
適宜提供する
学生も自ら文献資料を用意すること
成績評価方法
全課題制作を提出(作品の完成度、レポート、サンプル制作)50%
制作の展開能力(企画、制作、プレゼンテーション、評論)50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
講評時に完成された(指定された完成度)作品提出とプレゼンテーションをしなかったときは、その課題の評価はFとする。
全授業回数の3/4以上を出席していないとこの科目の評価をFとする。
出席は、13:20にとる。欠席その他やむを得ない理由は、必ず本人または家族(又はそれに準ずる人)が担当者に連絡すること。

更新日:01/13/2006
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