授業の概要 | 卒業時までの大きな目標は、美術史の理解と同時代性の追及を通して、自らの制作を時代の中に相対的に位置づけて制作できるようになることです。そのためには、多様な技法・表現・メディアによる歴史的な作品から現代の作品までを研究し、理解を深めるとともに、自らの制作テーマに気づく必要があります。
本実習では、その第1ステップとして、素材や技法、テーマやコンセプトなどの側面から先行作品にアプローチし、調査研究を行うことで知識と理解を深めます。また、研究を基にした制作を通して、制作者としての主体性と制作力を養います。
日本画や平面作品の枠に収まらない現代美術としての複合領域的表現にも対応します。 |