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美術史基礎

科目
美術史基礎
区分
メディア・アーツ学科科目群
授業コード
19016
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
小倉 康之
授業の概要
本講義では視覚芸術の美術史学な見方を学ぶ。ある美術作品を鑑賞し、歴史的に正しく位置づけるために、まずその作品の主題を読み取ろう。その上で、芸術家がどのように表現したのか(様式)を捉え、前後の時代、同時代の作品と比較する。
到達目標
美術史学による芸術作品へのアプローチ、「図像学(主題・象徴的意味を読み取る方法)」と「様式論(美術作品の表現形式を捉える方法)」の習得を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 図像学と様式史-ティツィアーノ作<<ウルビーノのヴィーナス>>をめぐって授業の際に配布された課題プリントを用い、復習すること。課題プリントは次回授業時に回収する。万一欠席した場合には、必ず課題プリントを手に入れ、配布プリントと参考文献を用いつつ、独力で課題に取り組むこと。不明な点があれば、翌週の授業後に質問を受け付ける。
第2回目
絵画の見方 1 ベッカフーミの聖女像について同上
第3回目
絵画の見方 2 レオナルド・ダ・ヴィンチの<<最後の晩餐>>を“読む”同上
第4回目
絵画の見方 3 写真の発明と近代絵画-肖像画から肖像写真へ同上
第5回目
彫刻の見方 1 中世(ロマネスク・ゴシック)からルネサンスへの展開同上
第6回目
彫刻の見方 2 ミケランジェロとベルニーニの彫刻同上
第7回目
建築の見方 1 ブルネレスキとフィレンツェ大聖堂同上
第8回目
建築の見方 2ブラマンテとサン・ピエトロ大聖堂同上
第9回目
工芸の見方 1ウイリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ同上
第10回目
工芸の見方 2アール・ヌーヴォーと日本美術-エミール・ガレと葛飾北斎同上
第11回目
日本美術とヨーロッパ 1パリのジャポニスム同上
第12回目
日本美術とヨーロッパ 2ウィーンのジャポニスム同上
第13回目
日本美術の特質日本の風土と文化-視覚芸術を中心に同上
第14回目
東洋美術の特質中国・朝鮮半島など、アジア美術の歴史について同上
第15回目
試験とまとめ試験の詳細については第1回の授業で告知する同上

教科書
配布プリント(教科書指定なし)
参考文献
高階秀爾監修 『増補新装 [カラー版] 西洋美術史』 美術出版社
成績評価方法
平常点(出席状況+課題達成度)50% 前期試験50%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/13/2008
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