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ポップカルチャー論

科目
ポップカルチャー論
区分
メディア・アーツ学科科目群
授業コード
19092
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 木/34
単位数
2単位
担当者名
土屋 誠一
授業の概要
メディア環境の変化や社会的諸条件によって「趣味」が細分化された今日、ポップカルチャーは多様な形で私たちの日常と密接に関わっている。だが日々享受する「文化」において、社会的・政治的力学が作動していることに対して、日常的に注意を払うことは少ないであろう。この講義は、ポップカルチャーの歴史的概観を含めつつも、今日において「生な」かつ「身近な」文化現象を取りあげ、その社会的・政治的力学の実際を分析的に読み解くことを目標とする。
到達目標
分析を通じて、私たちが今日の文化の諸相の中で生きていくための「術」を、共に考え、身に付けることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 講義全体の概要シラバスを熟読しておく
第2回目
「大衆」とは何か、「文化」とは何か 基礎的概念の整理とその理解に向けて前回取りあげた資料を復習しておく
第3回目
ポップ・カルチャー論の理論的枠組(1) アドルノ、ベンヤミンなど、フランクフルト学派の理論の概要前回取りあげた資料を復習しておく
第4回目
ポップ・カルチャー論の理論的枠組(1) マクルーハンの理論の概要前回取りあげた資料を復習しておく
第5回目
ポップ・カルチャーとメディア(1) メディアとポップ文化との関わりにおける歴史的変遷(1)前回取りあげた資料を復習しておく
第6回目
ポップ・カルチャーとメディア(2) メディアとポップ文化との関わりにおける歴史的変遷(2)前回取りあげた資料を復習しておく
第7回目
ポップ・カルチャーとメディア(3) メディアとポップ文化との関わりにおける歴史的変遷(3)前回取りあげた資料を復習しておく
第8回目
ポップ・カルチャーとメディア(4)メディアとポップ文化との関わりにおける歴史的変遷(4)前回取りあげた資料を復習しておく
第9回目
まんが/アニメ文化とその変遷(1)手塚治虫と戦後まんがの成立から今日まで前回取りあげた資料を復習しておく
第10回目
まんが/アニメ文化とその変遷(2)アニメの展開前回取りあげた資料を復習しておく
第11回目
「おたく」(1)「おたく」の成立とポップカルチャーとの関わり前回取りあげた資料を復習しておく
第12回目
「おたく」(2)「おたく」の深層とポップカルチャーとの関わり前回取りあげた資料を復習しておく
第13回目
インターネットとポップ・カルチャー(1)インターネットの成立と文化への影響前回取りあげた資料を復習しておく
第14回目
インターネットとポップ・カルチャー(2)メディアいかにしてポップカルチャーを形成するか前回取りあげた資料を復習しておく
第15回目
総論前回取りあげた資料を復習しておく

教科書
特に指定しない
参考文献
授業内で多くの文献や資料を指示するので、可能な限りそれらを読み、聴き、観ることを心がけてほしい
成績評価方法
出席+期末レポート
そのほか受講者への指示/メッセージ
「ポップカルチャー」と一口に言っても、その表象や表現形態は多様かつ混淆としている。上記に挙げたトピックはあくまでガイドラインとしての「予定」に過ぎないし、互いのトピックが深く関連し合うこともしばしばである。したがって、必ずしも順序どおりに講義を行なうとは限らず、常に迂回や脱線を伴うであろう。また、受講者の積極的な反応如何によっては、上に記さなかったトピックについて検討することもあり得る。なお、音響・映像資料を多く使用して講義を進める予定である。

更新日:12/29/2007
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