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日本政治論

科目
日本政治論
区分
国際経営学科科目群
授業コード
52056
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 金/12
単位数
2単位
担当者名
小林 幸夫
授業の概要
 1955年体制は、長い間戦後日本の政治を特徴づけてきた。この体制は、成立と存続の外的要因といってよい東西冷戦体制が崩壊して、変革(政治改革)を迫られ、そして終った。小泉内閣の下でも、さまざまな分野で改革が実施された。その改革路線は、安倍内閣に引き継がれた。平成19年の際議員選挙後に生じたねじれ国会という状況の下、福田内閣ではこれまでの改革路線がどうなるかは明確には見えない。しかし、これまでの改革路線が正しい方向であったかどうかはまだ判断を下すことはできない。そこで、戦後日本の政治はどのようであったか?、について考察し、真に改革すべき点はどのような点か、を明らかにし、これからを考える参考にできたらと思う。
到達目標
戦後日本の政治はどのように推移してきたのかを理解する
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
戦前の政治体制 戦前の政治の特徴(統合の中心の変遷)戦前における統合の中心の変遷について把握する
第2回目
戦後政治の混乱期(1) 戦後改革戦後改革の特徴について把握する
第3回目
戦後政治の混乱期(2) 連立内閣の成立と失敗片山内閣、芦田内閣の政策の特徴について把握する
第4回目
戦後政治の混乱期(3) 占領から講和へ吉田内閣の政策の特徴について把握する
第5回目
55年体制下の政治(1) 1955年体制の成立鳩山内閣の政策について把握する
第6回目
55年体制下の政治(2) 日米安保条約の改定岸内閣の政策について把握する
第7回目
55年体制下の政治(3) 政治の時代から経済の時代へ池田内閣の政策について把握する
第8回目
55年体制下の政治(4)高度経済成長時代佐藤内閣の政策について把握する
第9回目
55年体制下の政治(5)保革伯仲の時代(1)田中内閣、三木内閣の政策について把握する
第10回目
55年体制下の政治(6)保革伯仲の時代(2)福田内閣、大平内閣、鈴木内閣の政策について把握する
第11回目
55年体制下の政治(7)戦後政治の総決算中曾根内閣の政策について把握する
第12回目
ポスト55年体制へ向けて(1)1955年体制の終焉竹下内閣以降内閣の政策について把握する
第13回目
ポスト55年体制へ向けて(2)政治改革政治改革とは何かについて把握する
第14回目
ポスト55年体制へ向けて(3)小泉内閣下の政治
今後のねじれ国会下の展望
小泉内閣の政策と、今後の日本の政治はどうあるべきかについて考える
第15回目
期末試験60分の論述試験を行う

教科書
石川真澄著『戦後政治史・新版』岩波新書
参考文献
成績評価方法
期末試験を中心に、平常点等を若干加味
そのほか受講者への指示/メッセージ
日本の政治に関する報道に関心を持ち、チェックしておくことを希望する。

更新日:01/12/2008
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