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職業指導I

科目
職業指導I
区分
国際経営学科科目群
授業コード
11528
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
職業生活に必要な基本的能力、態度、勤労観および職業観の育成を目指し、自己の将来の生き方や進路について考えることのできる人間の育成を図ることを基本とする。
到達目標
・職業指導の理念を把握する・職業指導の方法を身につけ、実践能力をつける・進路指導を適切に行なえる力量を備える・進路指導に関する正しい見識を持つ
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス(4月15日) 当該授業の概要と進め方について説明する。当該授業の概要、到達目標について自分なりに理解し、不明な点があれば整理して授業に臨むこと。
第2回目
働くことの意義(4月22日) 職業とは、職業に対する権利と義務、職業観などについて学ぶ。職業選択のための「自己理解」の方法について、学習する。「働くとは」どのようなことか、身近な人から話を聞き、自分なりの考えを纏めておくこと。
第3回目
キャリア形成(4月29日) キャリアとは何か、キャリアデザインの必要性、キャリア開発の手順と考え方について、学習する。「キャリアデザイン」の必要性について、自分なりの考えを纏めておくこと。
第4回目
社会が求める能力(5月13日) 人間関係力、情報収集力、文章力、コミュニケーション能力など職業人としての基本的能力について、学習する。社会のなかで、周囲の人と「うまくやっていく」には、どのようなことを心掛ければ良いのか、自分の意見を纏めておくこと。
第5回目
職業選択(5月20日) 基本的な進路、民間企業への就職、公務員への就職など職業選択について、学習する。身近な人がどのような職業を選択しているのか、事前に調べておくこと。
第6回目
就職環境(5月27日) 有効求人倍率、若年労働者の就職、就職状況、企業の採用基準などについて、学習する。学生を取り巻く就職環境が、現状ではどのようになっているのか、調べておくこと。
第7回目
就職活動(6月3日) 就職活動のプロセス、資料請求、エントリーシート、業界研究、セミナー制度、進路指導室の活用、就職協定などについて、学習する。身近な人で、就職活動をした人があれば、どのようなことをしてきたか、話を聞いておくこと。
第8回目
職業分類と解説(6月10日)厚生労働省「職業分類」にもとづいて、それぞれの職業を取り上げて解説する。自分の知っている職業、または関心がある職業についてその概要を調べておくこと。
第9回目
応募書類について(6月17日)履歴書・自己紹介書の作成手順などのについて、学習する。自分の履歴書と自己紹介書を作成し、授業時に持参すること。
第10回目
ビジネスマナー1(6月24日)組織人としての心構え、職場のルール、ビジネスエチケット、職場の言葉遣い、電話のかけ方・受け方などビジネスにおける「基本動作」について、学習する。社会人としての「マナー」について、日頃心掛けていることを相互に発表し、メンバー同士で討議する。自分なりの考えを纏めておくこと。
第11回目
ビジネスマナー2(7月1日)自分で考えることの重要性、新しいことへの挑戦、スコアをつける、自己管理など仕事を面白くさせる「基礎態度」について、学習する。自分を成長させるために、日頃心掛けていることを相互に発表し、メンバーで討議する。自分なりの考えを纏めておくこと。
第12回目
フリーターとニート(7月8日)フリーターとは、フリーターのタイプ、フリーターの数、収入比較、ニートとは、無業者の分類、無業者の数などについて学習する。フリーターおよびニートについて、自分の考えを纏めておくこと。
第13回目
賃金の仕組みと社会保障制度(7月15日)月例賃金、賞与および退職金の意味合いについて学習する。併せて健康保険、年金制度、労災保険、雇用保険などの社会保障についても学習する。賃金と社会保障について、その概要を解る範囲で調べておくこと。
第14回目
働く人のための法律(7月22日)労働法とは労働基準法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、労働組合法など多くの労働関係法令の総称である。ここでは、働く人の労働条件に関する基本法である労働基準法を中心に学習する。労働法について、その概要を解る範囲で調べておくこと。
第15回目
まとめ(7月29日)授業のまとめを行う。授業で使用した資料、ノートを持参すること。

教科書
特になし。必要な資料は、適宜配布する。
参考文献
「キャリア教育が高校を変える」山崎保寿編著、学事出版。「職業とキャリア」梅澤 正著、学文社。「職業レファレンス」労働政策研究・研修機構、編集・発行。「天職の見つけ方」キャリナビ編集部、新潮社。「若者はなぜ3年で辞めるのか」城 繁幸著、光文社新書。
成績評価方法
授業での到達目標が達成され、生徒に対する職業指導を行うための基礎知識があるかどうかを評価する。試験は実施せず、レポートを課す。また、受講態度を重視する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
双方向を基本とする授業であるので、積極的に発言し効果的なディスカッションが出来る学生が望ましい。

更新日:12/25/2007
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