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宿泊産業概論

科目
宿泊産業概論
区分
観光経営学科科目群
授業コード
11808
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/56
単位数
2単位
担当者名
河野 正光
授業の概要
宿泊産業の歴史・概要、その現状を通じて宿泊事業経営や経済・文化的波及効果を理解する。宿泊関連事業の最新情報や事例、人材教育(ホスピタリティ)、その社会的責任(CSR)等、現状をふまえて宿泊産業の今後の課題を研究し、将来のあるべき姿を探る。また、誘客のための企画商品も理解する。
到達目標
自分自身が宿泊事業の営業責任者であったら、どのような宿泊施設(ハード・ソフト・ヒューマン面)を営業したいか、また集客のための企画はどのようにしたいか、という視点で営業・企画力を学習する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
宿泊産業の性格と歴史 宿泊施設の誕生、役割、発展の推移インターネットやメディアから最新の宿泊・観光動向について情報収集しておくこと。毎回授業開始時と終了時に、質疑の時間を設けるので、知識の整理や疑問点の解決に活用すること。
第2回目
事業としての宿泊産業 宿泊産業の社会的役割、事業としての成り立ち・発展同上
第3回目
宿泊関連事業の最新情報 ホテル業界の現状、ホテル数・客室数の年次推移、ホテル戦争(外資系、国内老舗)同上
第4回目
宿泊事業の経済・文化的波及効果 雇用創出効果、地域経済効果、人的交流効果同上
第5回目
ホテルの実情(近隣施設の見学) 客室・バンケット・レストラン・ブライダル施設
付帯施設
同上
第6回目
ホスピタリティマネジメント リッツ・カールトンHと人材教育、CSとES、
サービスの進化とホスピタリティ
同上
第7回目
宿泊施設の組織・機能・営業・客層 ホテルの機能・客層、営業内容、組織同上
第8回目
ホテルの経営理念・事業構想ホテルマネジメント(ハード・ソフト・ヒューマン面)、当事者としての経営同上
第9回目
ホテルと社会的責任(CSR)ホテルの社会的責任、経営理念、コンプライアンス同上
第10回目
宿泊事業のリスクマネジメント防火・防災、衛生管理、クレームの未然防止と処理同上
第11回目
宿泊施設と外国人誘客政策(ビジットジャパンキャンペーン)訪日外国人旅行者数推移、誘客政策、必要とされる受け入れ対策同上
第12回目
21世紀の宿泊施設経営と今後の課題世界の宿泊産業の動向、日本のホテル経営の動向、
愛されるホテル経営のための課題
同上
第13回目
新しい宿泊事業(グリーンツーリズムと宿泊施設)宿泊産業の新しい動き、スロー(フード・ライフ)と
宿泊施設、今後の課題
同上
第14回目
ホテル・旅館の企画商品(事例研究)誘客のための企画商品(宿泊・宴会)、イベント、エンターテインメント同上
第15回目
ホテル・旅館の企画商品(プレゼンテーション)自分が企画担当者であったらどの様な商品を企画するか、商品を企画・発表同上

教科書
毎回、資料を作成し配付します。
参考文献
宿泊関連専門誌、ホテルのパンフレット、インターネットでの資料等を使用します。
授業の中で、そのつど参考文献を示します。
「基本ホテルの教本」鈴木博・大庭祺一郎共著(柴田書店)ほか。
成績評価方法
学期末試験・レポート50%、課題・発表20%、出席30%をベースに、
総合的に評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
「創楽力(楽しみを創り出す)」「営業企画力」「発表力」を身につけてもらいたい
と思います。
講義は、一方的にならないよう双方向型にしたいため、積極的に発言してください。

更新日:02/10/2008
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