授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 情報社会の文化的特性(1)
コミュニケーションとは何か | コミュニケーションとは何かを、いくつかのコミュニケーションモデルを提示しながら考え、「相互作用性」について理解する。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.1~P.7)を予め読んでおくこと。 |
第2回目 | 情報社会の文化的特性(2)
インターネットの役割 | コミュニケーションツールとしてのインターネットの役割を理解し、電子メールコミュニケーションの特性を考える。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.7~P.28)を予め読んでおくこと。 |
第3回目 | 情報社会の文化的特性(3)
情報社会のコミュニケーションの特性 | マスメディアと比較したインターネットの特性(双方向性・非同期性・脱大衆性など)を理解する。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.29~P.45)を予め読んでおくこと。 |
第4回目 | 情報社会の文化的特性(4)
情報社会への参画 | 情報過剰の中で、メディアの批判的理解やコミュニティへの積極的参加の必要性について検討する。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.45~P.54)を予め読んでおくこと。 |
第5回目 | 情報と社会システム(1)
情報社会における倫理と法 | 法理論上、法と道徳を峻別する観点から、情報社会における法と道徳は何であるかを考える。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.55~P.57)を予め読んでおくこと。 |
第6回目 | 情報と社会システム(2)
情報社会の問題と法規制のあり方 | 急発展した情報社会と社会制度との間にはギャップがあることを理解し、規制はどうあるべきかを考える。 | パワーポイントの教材の該当部分を指示するので、予めダウンロードして印刷し読んでおくこと。 |
第7回目 | 情報と社会システム(3)
具体的な問題の概観 | 情報社会の急速な発展がもたらした問題には、具体的にどのようなものがあるかを概観する。 | パワーポイントの教材の該当部分を指示するので、予めダウンロードして印刷し読んでおくこと。 |
第8回目 | 情報と社会システム(4)
情報社会と知的所有権 | 著作権法の趣旨を理解し、引用、不正コピー、ファイル交換ソフトなどをめぐる問題について考える。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.57~P.81)を予め読んでおくこと。 |
第9回目 | 情報と社会システム(5)
コンピュータ犯罪 | 不正アクセスと情報の不正入手、コンピュータウィルス、名誉毀損と表現の自由、猥褻情報などの問題を考える。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.82~P.122)を予め読んでおくこと。 |
第10回目 | 情報と社会システム(6)
情報公開と個人情報の保護 | 情報社会における個人情報の保護を考える。情報公開法、個人情報保護法のあり方に触れる。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.122~P.140)を予め読んでおくこと。 |
第11回目 | 情報と社会システム(7)
被害者や加害者にならないために | 情報社会で実際に被害者や加害者にならないために必要な心構えとは何かを考える。 | パワーポイントの教材の該当部分を指示するので、予めダウンロードして印刷し読んでおくこと。 |
第12回目 | 情報と社会システム(8)
情報社会の展望とあり方 | 情報社会とはどのように発展し、われわれはそこにどのようにかかわっていくべきかを多文化主義の観点から考察する。 | 教科書「インターネットコミュニケーション」の該当部分(P.140~P.146)を予め読んでおくこと。 |
第13回目 | 人間と情報のかかわり(1)
情報の量と意味/
情報の処理と意図 | 情報は数えられるのか?われわれはありのままを見ているのか?情報の量と意味、および情報の処理と意図について考える。 | 参考文献「人間と情報」の該当部分(P.3~P.43)を予め読んでおくことが望ましい。 |
第14回目 | 人間と情報のかかわり(2)
情報の操作と合理化/
情報の発信と他者性 | 情報の誤解を積極的に利用する情報の操作と、情報の内容を都合の良いように解釈する情報の合理化について考察する。また情報の他者性についても理解する。 | 参考文献「人間と情報」の該当部分(P.45~P.86)を予め読んでおくことが望ましい。 |
第15回目 | 人間と情報のかかわり(3)
情報の帰属と身体性/
情報の選択と信頼性 | 情報の身体への帰属と、ネットワークが身体感覚を拡張する可能性、ネットワーク社会における信頼の形成などについて考える。 | 参考文献「人間と情報」の該当部分(P.87~P.126)を予め読んでおくことが望ましい。 |