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現代と人間

科目
現代と人間
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1140751405
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 月/34秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
小嶋 正敏
授業の概要
最も重要な経営環境は人間そのものであり、経営活動を意義あるものとし、それを円滑に遂行する上で、人間に関する科学的知識は不可欠である。そこで、本講義では、心理学や社会学等の行動科学・人間科学の実証的方法と成果に基づいて,経営活動との関連を視野に入れながら、現代社会における人間の諸相についての理解を深めていく。まず、前半で、人間の生涯発達やpersonality形成といった基礎的問題を検討し、次にそれらを踏まえた上で、後半は私たちの社会生活が人間関係(人と人とのかかわり)の中で相互に影響し合いながら営まれていることに鑑み、人間関係の諸側面について考察する。これらの考察を通して、変動する現代に生きる人間の存在意義と課題を探っていきたい。
到達目標
経営環境としての人間の行動や心理に関する科学的知識と研究方法を習得し、その視点から、現代に生きる人間の課題を自ら探究できる基礎力を獲得すること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
序論 講義概要、「現代と人間」の意義と諸問題シラバスを読み、この科目に対する自分なりの問題意識をもつ。
第2回目
現代における人間の生涯発達1 人間発達の特性、乳幼児期人間の生涯発達について資料や文献で調べておく。
第3回目
現代における人間の生涯発達2 児童期、青年期青年期までの発達特性と発達課題について資料や文献で調べておく。
第4回目
現代における人間の生涯発達3 成人期、老年期成人期と老年期の発達特性と発達課題について資料や文献で調べておく。
第5回目
現代における人間のpersonality 1 personalityの形成人間のパーソナリティについて文献や資料で調べておく。
第6回目
現代における人間のpersonality 2 性役割とgender、文化とpersonality、国民性ジェンダーについて考えておく。また、文化とパーソナリティ、日本人の国民性について調べておく。
第7回目
現代における人間のpersonality 3 心の健康と不適応、stress、精神障害心の健康やストレスについて資料や文献で調べておく。
第8回目
現代における人間関係の基礎社会的存在としての個人、社会における対人行動社会的存在としての個人について考えておく。
第9回目
現代における人間関係の展開集団・組織と人間、集合・社会現象集団や組織と個人との関係について考えておく。
第10回目
生活場面における人間関係1家族の人間関係家族内の人間関係の特徴と問題点について考えておく。
第11回目
生活場面における人間関係2学校の人間関係学校における人間関係の特徴と問題点について考えておく。
第12回目
生活場面における人間関係3職場の人間関係職場における人間関係の特徴と問題点について考えておく。
第13回目
生活場面における人間関係4地域社会の人間関係、医療場面の人間関係地域社会における人間関係の特徴と問題点について考えておく。また、病院等における人間関係の特徴と問題点についても考えておく。
第14回目
人間関係の臨床社会的不適応の改善と治療、社会病理社会的不適応にはどのようなものがあるか調べておく。また、その改善についても調べておく。
第15回目
まとめと試験総括と今後の課題、試験これまでの授業をふり返り、課題を見出しておく。

教科書
授業時にプリント・資料を配布する。
参考文献
授業の中でその都度、参考・関連文献を示す。
成績評価方法
レポートと試験および授業への取り組み方により総合評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/15/2008
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