授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 地球科学の紹介と惑星地球(1) | 地球科学とは何をどのように調べるものかを紹介する。次に、太陽系の中の一員として、地球がどのような天体であるかを見て行く。 | 「基礎地球科学」第1章など |
第2回目 | 惑星地球(2) | 惑星の軌道に関するケプラーの法則も紹介しながら、天体としての地球について考えていく。 | 「基礎地球科学」第1章など |
第3回目 | 地球の形と大きさ(1) | 人類の知識において地球はいつ頃から「球」だったのかなど、地球の形状に関する理解がどのように発展してきたかを探る。 | 「基礎地球科学」1.2など |
第4回目 | 地球の形と大きさ(2) | 重力の情報をもとにして得られる地球の精密な形状について考える。衛星重力測定などによる最新の話題についても紹介したい。 | 「基礎地球科学」1.2など |
第5回目 | 地球の中を探る(1) | 地震の「波」の伝わり方をもとにして、地震学的に地球内部構造を調べる方法について考える。 | 「基礎地球科学」第2章など |
第6回目 | 地球の中を探る(2) | 前回に調べた知識を用いて、地球内部を通過した地震波のデータから地球内部構造を推定してみよう。 | 「基礎地球科学」第2章など |
第7回目 | 大陸移動と海洋底拡大(1) | プレートテクニクスを確立する基礎となった,大陸移動説と海洋底拡大説について。大陸移動説がどのように提唱されてきたかを見る。 | 「基礎地球科学」4.1など |
第8回目 | 大陸移動と海洋底拡大(2) | 前回に引き続き、大陸移動説と海洋底拡大説について。海洋底の拡大とは何か、それがどのように証拠づけられ、どのような意味を持っているのかを見ていく。 | 「基礎地球科学」4.1など |
第9回目 | プレートテクトニクス(1) | プレートテクトニクスの基礎的なことがらについて、各種のプレート境界でどのような地学現象が現れるかなどを考察する。 | 「基礎地球科学」2.5,2.7,4.2など |
第10回目 | プレートテクトニクス(2) | 前回に引き続き、プレートの運動がどのように記述されるかなどを考察する。 | 「基礎地球科学」2.5,2.7,4.2など |
第11回目 | 地震現象の概観 | 地震現象について、震度や、発生場所の決定方法などの基本的なことがらを概観する。 | 「基礎地球科学」4.4など |
第12回目 | 地震の震源を探る | 地震の震源で起こっている現象について、「断層」との関連を探る。断層の生成がプレートテクトニクスの中でどのように位置づけられるかも見ていく。 | 「基礎地球科学」4.4など |
第13回目 | 地震の規模と発生頻度 | 地震の大きさ(マグニチュード)や地震の発生頻度についてデータをもとにして考察する。 | 「基礎地球科学」4.4など |
第14回目 | 世界の地震活動、日本周辺の地震活動 | 日本や世界の地震がどのような場所に起こっているのか、また、日本周辺の地震活動にはどのようなものがあるのかを見ていく。時間が許せば、月・惑星探査や月の地震学についても紹介したい。 | 「基礎地球科学」4.4など |
第15回目 | 期末試験 | | |