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人間の研究
科目
人間の研究
区分
総合科目群
授業コード
10162
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2
単位
担当者名
小田部 進一
授業の概要
本講は、キリスト教の人間観を主題とする。具体的には、個人の良心の覚醒者として近代的な人間観のはじまりにも位置づけられているドイツの宗教改革者マルティン・ルターの代表作『キリスト者の自由』を講読し、そこに展開されたキリスト教的な人間理解を考察する。
到達目標
宗教思想に関する古典的なテキストを読解し、人間をめぐる宗教的主題について考える力をつける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の目的と方法
古典を学ぶということ
シラバス参照
第2回目
ルターの生涯①
ルターの受けた教育と修道院
配布プリント参照
第3回目
ルターの生涯②
大学の教師、宗教改革者への道
配布プリント参照
第4回目
宗教改革前夜の宗教性①
民衆の信心:聖書、秘蹟、聖人、マリア、巡礼
配布プリント参照
第5回目
宗教改革前夜の宗教性②
煉獄と贖宥制度
配布プリント参照
第6回目
『キリスト者の自由』講読
成立と構成
配布プリント参照
第7回目
『キリスト者の自由』講読
自由について① 内的人間と外的人間
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第8回目
『キリスト者の自由』講読
自由について② 神のことば
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第9回目
『キリスト者の自由』講読
自由について③ 神の義の発見
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第10回目
『キリスト者の自由』講読
自由について④ 全信仰者祭司性と職業理解
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第11回目
『キリスト者の自由』講読
愛について① 隣人との関係
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第12回目
『キリスト者の自由』講読
愛にについて② 宗教改革的神学の社会的帰結
授業で指定されたページを読んでおくこと。
第13回目
宗教改革とパンフレット
木版画で見る宗教改革
配布プリント参照
第14回目
ルターの平和思想
宗教改革と信教の自由
配布プリント参照
第15回目
まとめ
ルターと現代
配布プリント参照
教科書
マルティン・ルター著、石原謙訳『キリスト者の自由・聖書への序言』岩波文庫 2005年
参考文献
聖書(新共同訳)、及び講義中に随時指示する。
成績評価方法
授業中のレポート、及び期末試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
01/14/2008
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