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哲学

科目
哲学
区分
社会文化科目群
授業コード
100251005010131
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 火/12春 火/56春 木/56
単位数
2単位
担当者名
有源探 ジェラード
授業の概要
我々は日々生活しているなかで、いろんなことを当たり前のように捉えたり、行ったりするのです。そのように既存の事象の理由(根拠)をあえて問うってみたことはありませんか。哲学の発端は子どもの素朴な疑問に似ているといわれます。問う余地がないと思われるものを問うことによって、その隠れた根本構造をあばき、社会や世界とは別様の関係を開く。
到達目標
哲学的な考え方を理解すること。そして、それを応用して自分の見解を述べられること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
授業の進め方 授業概要、進行方法、成績評価などの説明。
第2回目
哲学の始まり 哲学することとは:哲学、哲学者と自分自身のつながり。 自分の哲学に対するイメージを事前に考えておく
第3回目
哲学的探究を貫くもの 万物の根源の探究と世界の諸事象の本質に潜む秩序:logos(言葉・理性・真理)について。配布資料を事前に読んでおく。
第4回目
運命、必然性と自由 人間は自由なのか。同上
第5回目
科学的認識 人間は合理的に世界を認識すれば、どんな問題も解決できるか。同上
第6回目
自己 私を「私」として規定しているものとはなにか。同上
第7回目
「本当の自分」 「本当の自分」はどこにあるか。同上
第8回目
他者 自己と他者の境界をどこにあるか。他者と自己との関係を考える。同上
第9回目
言語とその限界 言葉を理解することはどのようなことか。言葉とその言葉で語られた対象は同じものか。同上
第10回目
決断と正義 正しい決断とは何か。同上
第11回目
時間 時間とはなにか。過去や未来は実在するか。同上
第12回目
幸福 如何なる不幸も排した永続的な幸福は実現可能か。幸福の条件とは何か。同上
第13回目
欲望 欲望はどこから出ているか。同上
第14回目
学期末試験 試験(論述) 授業で扱ったテーマに関連して、自分にとって重要な問いを提起し、その問題点を整理しておく。
第15回目
まとめと講評 授業内容を振り返って、哲学について、各テーマについてなど、参加者と自由討論する場を設ける。

教科書
プリント配布
参考文献
授業中に随時紹介する
成績評価方法
授業参加度、中間レポート(2回)と期末試験の総合成績による評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
哲学について学ぶ授業でも、哲学を自分でするための授業でもあります。授業中に、参加者の意見を求めることがあるので、積極的に参加してください。日常的でありながら、知られざるものについて一緒に考えましょう。

更新日:01/15/2008
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