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芸術と生活(芸術学部対象)

科目
芸術と生活(芸術学部対象)
区分
総合科目群
授業コード
570965907858077
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
伊藤 拓真
授業の概要
1500年前後のルネサンスと呼ばれる時代のイタリアでは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエッロといった芸術家が華々しい活躍をしました。この時代は現在のヨーロッパ文明の基礎になっているだけでなく、アメリカやさらには日本の文化にも大きな影響を及ぼしています。しかし、当時「芸術」と呼ばれていた物は、現在の芸術と同じものではなく、芸術の生活との関わりも現代とは異なったものでした。例えば、美術作品は生活のなかでどのよう形で鑑賞されていたでしょうか。また個人が美術作品を購入するときは、どのような手段があったのでしょうか。現在の芸術には不可欠の美術館や画廊といった制度は、当時はいまだ存在していませんでした。このような点に注意を払いつつ、おおよそ1400年から1600年くらいまでのイタリア美術の流れを学習していきましょう。また、それと同時に、当時の芸術家がどのような生活を送っていたかという点にも注意を払っていきたいと思います。
到達目標
ルネサンスは、近代の文化の始まりだとされています。このルネサンスを知ることで、近代文化がどのように発展していったか、考えるきっかけにしましょう。また芸術と生活の関係が、地域・時代によって変わってくるという認識を持つことも大切です。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション ルネサンスの意味/ルネサンスにおける芸術家シラバスを読んできてください
第2回目
ルネサンスの芽生え1 ジョット展覧会を紹介するので、会期中に時間を見つけて行ってください
第3回目
ルネサンスの芽生え2 美術とキリスト教について同上
第4回目
初期ルネサンス1 初期ルネサンス概説/フィレンツェ洗礼堂門扉コンクール前回までの授業の復習
必要に応じて復習のためのプリントを配ります
第5回目
初期ルネサンス2 美術の改革者たち:ブルネッレスキ、マザッチョ、ドナテッロ同上
第6回目
初期ルネサンス3 フィレンツェにおけるルネサンスの展開同上
第7回目
初期ルネサンス4 イタリア各地におけるルネサンス同上
第8回目
盛期ルネサンス1盛期ルネサンス概説/レオナルド・ダ・ヴィンチ同上
第9回目
盛期ルネサンス2ミケランジェロ/ラファエッロ同上
第10回目
盛期ルネサンス3ヴェネツィアとデューラー同上
第11回目
マニエリスム1マニエリスムの発生同上
第12回目
マニエリスム2フィレンツェにおけるマニエリスム同上
第13回目
マニエリスム3マニエリスムの広がり同上
第14回目
ルネサンス以後対抗宗教改革期の美術対抗宗教改革について調べてきてください
第15回目
まとめ半期の授業のまとめこれまでの授業で配った資料などを整理・確認しておいてください

教科書
必要に応じて授業中にプリントを配布します。
参考文献
必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価方法
学期末のテストを基本とし、必要に応じて課題や平常点などを加味して評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業のなかでは多数の美術作品を写真(パワーポイント)で紹介します。それらのイメージ(視覚情報)を、授業中の板書や口頭での説明といった文字情報と結びつけて、自分なりの生きた知識として身につけられるようにしましょう。

更新日:
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