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コミュニケーション論入門(教育学部1年生対象)

科目
コミュニケーション論入門(教育学部1年生対象)
区分
言語表現科目群
授業コード
56244
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
荒木 晶子
授業の概要
私たちに身近な日常生活での人間のコミュニケーション行動に焦点をあて、普段はあまり意識せずに行っている自分自身のコミュニケーション行動について、その基礎概念を理解するとともに、異文化コミュニケーションについても理解を深める。
到達目標
コミュニケーションの基礎概念を理解し、コミュニケーションのさまざまな場面で文化背景の異なる人とも円滑なコミュニケーションがとれるコミュニケーション能力を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
誤解のないコミュニケーションは可能か。 コミュニケーションの誤解例を通して、コミュニケーションの特徴を考える。普段の日常生活の中で起きた、コミュニケーションの誤解例を考えておくこと。
第2回目
コミュニケーションの特徴 コミュニケーションの基礎概念(定義とその特徴)について学ぶ(Transactional theory).授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第3回目
情報収集の仕方:知覚のプロセス 人間の知覚・認識のプロセスにおける身体的要因と心理的要因について学び、知覚のプロセスと個人の意味世界について理解を深める。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと
第4回目
ことばのはたらきについて コミュニケーションにおける言葉と現実の関係を理解する。体験の世界とシンボルの世界。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと
第5回目
非言語コミュニケーション 人間のコミュニケーション活動に占める割合が80%以上とも言われる非言語コミュニケーションについて理解を深める。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと
第6回目
DIEメソッド エクササイズを通して、個人の意味世界が異なることを体験し、その違いをコミュニケーションにどう生かすのかを考える。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと
第7回目
中間テスト コミュニケーションの特徴と定義、コミュニケーションの基礎概念について-まとめ授業内で配布されたすべての資料の持込可
第8回目
文化とコミュニケーション文化とは何か、文化とコミュニケーションの関係について学ぶ。主観文化と客観文化、文化の前提と文化の価値観。文化とは何か、調べてくること。
第9回目
日本人に特徴的なコミュニケーション・スタイル日本人に特徴的なコミュニケーション・スタイルとは?
異文化コミュニケーションにおける個人間理解度
授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第10回目
公的自己と私的自己日本人と欧米人の公的自己、私的自己のとらえ方の違いを理解し、なぜそのような違いが生まれるのかを理解する。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第11回目
高文脈文化と低文脈文化異なる情報収集の仕方を理解することで、高文脈文化と低文脈文化の特徴を理解する。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第12回目
異文化感受性発展モデル文化の違いに対する感受性の発展モデルを理解することで、自文化優越主義から文化相対主義へのそれぞれの発展段階を学ぶ。授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第13回目
異文化理解教育と異文化研修の実際異文化理解教育、および異文化研修方法を紹介、授業内で配布された資料を読んで授業に臨むこと。
第14回目
期末試験文化とコミュニケーション、異文化コミュニケーション、低文脈と高文脈文化、異文化感受性発展モデル授業内で配布されたすべての資料の持込可。
第15回目
まとめ一学期のまとめと振り返り

教科書
教科書は使用せず。そのつど、授業で資料を配布。
参考文献
「日本人の表現構造」ディーン・バーンランド、佐野雅子訳、サイマル出版会
「文化を超えて」エドワード・T・ホール、TBSブリタニカ
成績評価方法
出席重視。毎回授業の最後に行う小レポートと出席点(40%)、中間テスト(20%)と期末テスト(20%)、レポート課題(20%)の総合評価で行う。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業の形式は、学生参加型の体験学習を中心に行う。講義を聴いているだけの授業ではなく、実践やエクササイズを多く取り入れた授業を行うため、授業に積極的に参加できる意欲のある学生の履修を望む。

更新日:02/12/2008
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