授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 法へのアプローチ | この授業の導入として、法がさまざまな側面を持つ現象であることを説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第2回目 | 法とは何か | 人が法とかかわる種々の場面を想起した上で、法源としての制定法や判例の仕組み、そして法的なものの考え方の特徴を説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第3回目 | 法の機能 | 社会統制、紛争解決、活動促進など、現代社会において法が果たす様々な役割について説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第4回目 | 日本の法制度と法文化 | 世界の主な法系について概括した上で、我が国の法継受や日本の法文化の特徴について説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第5回目 | 法と強制 | 法と強制の関係についての諸説をみた後で、国の刑罰権の行使を規制する刑法とその基本的な考え方、刑罰の正当化について説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第6回目 | 法と道徳 | 法と道徳の連関について検討する。法によって道徳を強制することの是非について、売春、同性愛などを例に、他者危害原理・不快原理その他の自由規制原理理論について検討を加える。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第7回目 | 法と正義(1) | 現代の法において正義とはどのような意味を持つのか。その多義的意味を紹介した上で、現代正義論の動向について概括する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第8回目 | 法と正義(2) | 正義論の問題の一つとして、医療におけるインフォームド・コンセントを取り上げ、個人の自己決定と法の関係について説明する。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと。 |
第9回目 | 法と社会生活 | 法と社会生活・経済生活のかかわりとその歴史的変化を説明した上で、今日の契約法・不法行為法の基本原理と仕組みを解説する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第10回目 | 法と家族生活 | 道徳規範の制度化ともいえる親族法・相続法について、その基本原理と特徴を説明した上で、民法が定める仕組みを説明する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第11回目 | 法の諸制度と人々 | 裁判所と裁判の仕組み(民事裁判、刑事裁判)を説明した上で、法を動かす人々として、裁判官、検察官、弁護士等を取り上げる。 | 教科書の該当箇所を読んでおくこと |
第12回目 | 国際法とは何か | 国際法とは何かを説明するとともに、国際法の成立と発展の歴史を概括する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第13回目 | 国際法の法源と主体 | 条約・慣習国際法等の国際法の法源および国際法の主体ついて概括する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第14回目 | 国際社会と裁判 | 国際社会は国際紛争を解決するために、どのような手段を持つのか。国際司法裁判所・国際刑事裁判所の仕組み・手続き・役割を概括する。 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第15回目 | 総括 | 本講義を総括する。 | |