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人間と言語

科目
人間と言語
区分
人間学科科目群
授業コード
60084
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
大内 博
授業の概要
言葉は人間という存在の根幹をなすものといっても過言ではない。したがって、どのように言葉を使うかはきわめて重要な問題となる。使用する言語が存在のあり方を決定するともいえよう。国連事務局によって多民族融合のモデルとして表彰されたヴァーチューズ・プロジェクトの5つのコミュニケーション戦略を中心に授業を展開する。
到達目標
ヴァーチューズ・プロジェクトの5つの戦略とは、(1)美徳の言語を話す、(2)教えるのに最適な瞬間に気づく、(3)明確な境界線を築く、(4)スピリットを尊重する、(5)スピリチュアルな同伴を提供する、であるが、受講生がこれらの戦略を理解し、体験し、現実の生活の中で使えるようになることを目的とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の目標
授業のガイドライン
授業概要の説明・自己開示テスト・インターアクティブな自己紹介自主的に参加することが求められます。
第2回目
言語とは何か・社会との関わり
VPの5つの戦略
5つの戦略の説明52の美徳について理解を深めます。
第3回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#1の1
美徳の言語を話す自己観察・積極的な参加が求められます。
第4回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#1の2
美徳の言語を話す
美徳の言語を話す練習問題
自らの言語生活を観察します。
第5回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#2の1
教えるのに最適な瞬間に気づくこれまでの人生を振り返って転機となったときにどのような美徳を使ったかを考えます。
第6回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#2の2
教えるのに最適な瞬間に気づくこれまでの人生を振り返って転機となったときにどのような美徳を使ったかを考えます。
第7回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#3の1
明確な境界線を設定する自分の人生における境界線について考察します。
第8回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#3の2
明確な境界線を設定するヴィジョンの宣言文を作成する。
第9回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#4の1
スピリットを尊重するほんとうの自分とは何かについて考察します。
第10回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#4の2
スピリットを尊重するほんとうの自分とは何かについて考察します。
第11回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#5の1
スピリチュアルな同伴を提供するしっかりと耳を傾け問題に直面している人自身の中にある答えを引き出す質問をします。
第12回目
ヴァーチューズプロジェクト
戦略#5の2
スピリチュアルな同伴を提供するしっかりと耳を傾け問題に直面している人自身の中にある答えを引き出す質問をします。
第13回目
受講生による戦略のプレゼンテーション#15人前後からなるグループで、戦略の一つに焦点を絞って30分のプレゼンテーションを行う。理解したことをプレゼンを通して表現します。
第14回目
受講生による戦略のプレゼンテーション#25人前後からなるグループで、戦略の一つに焦点を絞って30分のプレゼンテーションを行う。理解したことをプレゼンを通して表現します。
第15回目
ヴァーチューズ・プロジェクトに基づいた人生5人前後からなるグループで、戦略の一つに焦点を絞って30分のプレゼンテーションを行う。美徳の言葉によってどのような人生が可能となるかについて考察します。

教科書
『ヴァーチューズ・プロジェクト52の美徳の教育プログラム』リンダ・ポポフ著
大内 博訳
参考文献
The Virtues Guidebook for the Family
成績評価方法
2千字のペーパーとプレゼンテーションによって評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
あなたはどのような言葉によって生きていますか?自分について、世界についててどのような言葉をもって考え、語っていますか?この授業では人の勇気をくじく代わりに、人を勇気付けるコミュニケーションを学び体験します。


更新日:
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