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欧米文学特殊研究A

科目
欧米文学特殊研究A
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
21077
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 木/56
単位数
2単位
担当者名
斉藤 豊
授業の概要
アメリカ現代詩の成立を探る。20世紀、ことに1910年代に入ってアメリカ詩は画期的な変化を遂げた。いわゆる「アメリカの世紀」が始まるわけだが、19世紀ロマン主義を代表する Longfellow, Poe, Whitman, Dickinson から、英米の文学にモダニズムを根づかせようとする初めての試みである Pound を中心としたイマジズム運動までを辿り、T.S.Eliotをはじめ、W.Stevens, W.C.Williams など、20世紀を代表する現代詩人たちの詩を読む。
到達目標
19世紀から20世紀にいたるまでのアメリカ詩の流れを概観し、それぞれの詩人の作品を鑑賞することで詩やことばに対する理解を深めるとともに、詩の鑑賞を通して自分のテーマを見つけ、それをレポートにまとめる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに アメリカ詩の位置づけ予め授業で取り上げる詩人の作品を読んでおくことが望ましい(各回同じ)
第2回目
アメリカロマン主義の詩人 H.W.Longfellow "A Psalm of Life"
第3回目
Edgar Allan Poe "To Hellen", "Annabel Lee"
第4回目
Walt Whitman "I celebrate myself, and sing myself"
第5回目
Walt Whitman "Walt Whitman, a cosmos, of Manhattan the son", "I Hear America Singing"
第6回目
Emily Dickinson "Success is counted sweetest",
"To fight aloud, is very brave"
第7回目
Emily Dickinson "A Bird came down the Walk",
"Because I could not stop for Death"
第8回目
Ezra Pound とイマジズム運動Ezra Pound "In a Station of the Metro"
第9回目
T.E.Hulme "Autumn" ,"Above the Dock"
Richard Aldington "Evening"
第10回目
モダニズムの詩人T.S.Eliot "Preludes" ,"Morning at the Window"
第11回目
T.S.Eliot "The Love Song of J.Alfred Prufrock"
第12回目
T.S.Eliot "The Love Song of J.Alfred Prufrock"
第13回目
Wallace Stevens "The Snow Man" "The Emperor of
Icecream"
第14回目
William Carlos Williams "Pastoral", "The Revelation","The Red Wheelbarrow"
第15回目
おわりに授業のまとめとレポートの書き方の指導

教科書
「アメリカ名詩選」(亀井俊介・川本皓嗣編)(岩波文庫)
参考文献
授業時に適時指示する。
成績評価方法
レポートと平常点で行う。
そのほか受講者への指示/メッセージ
興味を持った詩人については、教科書以外にも作品を読み、研究してほしい。


更新日:
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