授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 授業の進め方 | 授業の概要、成績評価などの説明 | |
第2回目 | 人間科学への関心 | 人間を対象にした科学的研究の社会的・歴史的背景 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第3回目 | 人間の行動原理への関心 | 人間の行動原理を解明するのはなぜ重要だったのか。精神異常と逸脱行動の問題 | 同上 |
第4回目 | 心理学による人間行動の解明 | 精神分析と行動主義心理学の学説を取り上げる。 | 同上 |
第5回目 | 社会的行動と文化の影響 | 行動は文化的な要因にも規定される。文化的背景によって行動傾向の差異を考察する。 | 同上 |
第6回目 | 行動の身体性と身体図式 | 人間は身体をもって空間を移動し、外界と接する。行動の身体性に焦点を当てる。 | 同上 |
第7回目 | 動物の社会的行動は人間のとどのように異なるのか | サルの社会的行動の研究を取り上げ、人間の行動と比較する。 | 同上 |
第8回目 | 前半のまとめ | これまでの内容を振り返る。質疑応答や授業内容について学生と議論するための枠を設ける。 | 中間レポート提出 |
第9回目 | 社会的行動としての言語行為の哲学 | ウイトゲンシュタイン:「語の意味より、その使い方を問いなさい」 | 配布資料を読んでおくこと。 |
第10回目 | 社会的行動としての言語行為の哲学 | オースティン:「発言は行為である」 | 同上 |
第11回目 | 社会的行動としての言語行為の哲学 | 言語行為論の問題点をめぐるデリダとサールの論争 | 同上 |
第12回目 | 言語の限界 | 「語りえないもの」と「共約不可能な他者」 | 同上 |
第13回目 | 「人間」の限界?それとも新たな「人間」への道? | それに対して、人間は如何に関わればよいかについて | 同上 |
第14回目 | 学期末試験 | 試験(レポート) | 期末レポート提出 |
第15回目 | まとめと講評 | これまでの内容を振り返る。質疑応答や授業内容について学生と議論するための枠を設ける。 | |