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児童理解と教育相談

科目
児童理解と教育相談
区分
人間学科科目群
授業コード
60074
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
木内 亜紀
授業の概要
教育現場において必要とされる、児童理解と教育相談の理論と実際的問題について学ぶことを目標とします。児童期における子どもを理解し、教育相談をとおして、児童生徒を指導し援助していくことを考察していきます。教育相談の基礎知識を身につけ、事例をとおして教育相談における教員の役割、職務内容、他の専門職との連携、保護者との接し方、等を学んでいきます。
到達目標
(1)児童期における子どもの心理的特徴を理解できる。(2)児童理解と教育相談の理論および基礎知識を身につける。(3)教育現場での児童への対応の仕方などの実践的知識を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 児童理解に基づく教育相談①
 ~担当教師による実践事例1~
児童生徒指導の目的を考えてみましょう。児童生徒指導・理解の基本となる「信頼できる」関係について考えてみましょう。
第2回目
児童理解に基づく教育相談②
 ~担当教師による実践事例2~
学級集団づくりの中での教師と児童生徒との関係を考察してみましょう。
第3回目
児童を理解する 児童期における心身の発達児童期における心身はどのように変化するか調べてみましょう。さらに、エリクソン(E.H. Erikson)が考える心理・社会的危機「勤勉性 対 劣等感」について調べてみましょう。
第4回目
児童を取り巻く環境最近の児童を取り巻く環境を考察してみましょう。
第5回目
児童理解の理論と方法童についての情報はどのようにして得ることができるのか、考えてみましょう。ロジャース(Robers, C. R. )の理論について調べてみましょう。
第6回目
児童を指導し援助する/教育相談 教育相談の目的心理的問題を抱えた子どもを援助するための、コミュニケーションの方法について、共感的理解という視点から、考察してみましょう。
第7回目
高学年の児童への対応 高学年の児童への対応の仕方
 ~専門機関による実践事例3~
高学年の児童の心身の発達の特徴について、調べてみましょう。
第8回目
低学年の児童への対応低学年の児童への対応の仕方
 ~非言語コミュニケーションによる心理療法~
低学年の児童の心身の発達の特徴について、調べてみましょう。
第9回目
児童期における問題行動と対応①不登校 ~事例:不登校の児童へのサポート~不登校の問題について調べてみましょう。さらに、不登校の児童への対応について、事例をいくつか調べて考察してみましょう。
第10回目
②いじめ ~事例:いじめをなくす取り組み~いじめの問題について調べてみましょう。いじめの原因について考えてみましょう。
第11回目
③学級崩壊 ~事例:イギリスの小学校~学級崩壊の問題について調べてみましょう。学級崩壊への対応の仕方を考えてみましょう。
第12回目
学級と児童の関わり学級の中の児童不登校、いじめ、学級崩壊が起こらない学級集団づくりを考えてみましょう。
第13回目
学校と地域の関わり学校と地域の関わりかた
~開かれた学校、学校選択制を考える~
「開かれた学校」について考えてみましょう。保護者や地域の人たちとともに、児童をサポートしていけるシステムを考えてみましょう。
第14回目
これからの教育を考える/発達障害の理解多様性を認め合う教育へ/発達障害の理解多様性を認め合う教育について考えてみましょう。発達障害についても調べてみましょう。
第15回目
まとめ授業内レポート(課題)これまでの授業を復習し、どのような教師になりたいか考えてみましょう。

教科書
教科書は、使用しませんが、随時プリントを配布します。
参考文献
「生徒指導と学校カウンセリング」坂野・宮川・大野木(編) ナカニシヤ出版/ 「臨床心理学」倉光修(著)岩波書店 /「自分の木の下で」大江健三郎(著)朝日新聞社/「十歳のきみへ」日野原重明(著)冨山インターナショナル
成績評価方法
出席状況、授業の参加度(討論、発表等)、レポート課題、試験を総合的に評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ


更新日:
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