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担当別５０音一覧

科目	生態学	区分	リベラルアーツ学科科目群
授業コード	63002	開設セメスター	6S
曜日・時限	秋　月/34	単位数	2単位
担当者名	石川　晶生

授業の概要

生物は長い進化の歴史の中で、複雑に影響し合いながら今日の状態をつくっている。生物は環境と深く関わって生きているため、構成された生物集団にはそれぞれの性質がある。動物も植物も相互作用のなかでバランスを保って生活しており、人間の生存基盤もこれらの安定した自然界の存続のうえに成り立っている。この授業では植物の生活をとおして、生き物と自然との関わり合いを理解していく。

到達目標	生物と環境との関わりあいを理解する。自然界のさまざまな生態学的現象に興味をもつ。

授業計画	テーマ	内容	授業を受けるにあたって
第1回目	はじめに	授業のすすめ方、生態学について、この授業の生態学	シラバスを読んでおく
第2回目	環境と生物	多様な生きもの、景観	日頃から自然に目を向け、生き物の存在を意識して観察しておく
第3回目	自然観察	身近な生きもの、キャンパスの自然	同上
第4回目	生物界	生物の分類、植物・動物	同上
第5回目	生命の進化	進化と生態、生命の多様性	同上
第6回目	生態系	生態系の構成、物質とエネルギー	同上
第7回目	物質の循環	独立栄養生物、従属栄養生物、食物連鎖	同上
第8回目	森林のなりたち	さまざまな森林①	同上
第9回目	同上	さまざまな森林②、湿原・草原	同上
第10回目	自然観察	巨樹、樹木、草本	同上
第11回目	発表	個人発表またはグループ発表	観察や調査した事柄を文献等で調べて発表する
第12回目	発表	個人発表またはグループ発表	同上
第13回目	発表	個人発表またはグループ発表	同上
第14回目	まとめ	ディスカッション	同上
第15回目	試験	論述試験	全ての範囲

教科書	必要に応じてプリントを配付する
参考文献	生態学入門／日本生態学会編／東京化学同人、基礎生態学/オダム著/三島次郎訳/培風館、生態学キーノート/岩城英夫訳/シュプリンガー・フェアラーク東京
成績評価方法	試験を主体とするが、レポート、小テスト、コメントシート、授業への参加度なども含めて総合的に評価する
そのほか受講者への指示／メッセージ	授業には積極的に参加し、自然観察ではよく観察し、「なぜ」を考える。自然観察も多くあるので服装に注意すること