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現代文化論

科目
現代文化論
区分
比較文化学科科目群
授業コード
2206862071
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 木/56秋 木/56
単位数
2単位
担当者名
秋山 紀一
授業の概要
グローバリズムとポストモダニズムのふたつの観点から現代の社会及び文化を考察し、専門的モノグラフィックな研究が可能になるような理論的背景を身に付けることを目的とする。授業は講義形式ではなく、前もってそれぞれのテーマに関する文献や論文を読み、それをもとに議論を進めるという方法をとるので、受講生はしっかりと準備をして授業に臨むことを期待している。
到達目標
文化及び文化研究に関する基礎的な知識と理論を身につけ、問題点を見つけ、調査し、自らの見解を述べられる能力を得る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
現代文化論について この授業のガイダンスを行うとともに、最近の新聞記事を参考にグローバリゼーションについて考える糸口を掴む
第2回目
グローバリゼーションとは何か(その1) 資料を読んでグローバリゼーションのもつ性質や特徴をまとめてみる配布資料を読み、内容を理解し、まとめておく
第3回目
グローバリゼーションとは何か(その2) 資料を読んで、著者の述べるグローバリゼーションの現実と問題点は何かを考えてみる配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第4回目
グローバリゼーションは新しい現象化か(その1) グローバリゼーションが新しい現象だと主張する人が多いのはどのような理由によるか考える配布資料を読み、内容を理解し、理由をまとめておく
第5回目
グローバリゼーションは新しい現象化か(その2) 配布資料の著者が試みるグローバリゼーションの5つの時代区分それぞれについて考える 期末課題について説明する資料を読み、内容を理解し、それぞれの時代区分の特徴をまとめておく
第6回目
グローバリゼーションの経済的次元(その1) 資料をもとに、経済のグローバリゼーションの観点から、ブレトンウッズ体制の意義と問題を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第7回目
グローバリゼーションの経済的次元(その2) 資料をもとに、「新自由主義経済」の特徴及び、功罪について考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第8回目
グローバリゼーションの文化的次元(その1)文化のグローバリゼーションに見られる画一化と差異化について考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第9回目
グローバリゼーションの文化的次元(その2)文化のグローバリゼーションにおける課題や問題点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第10回目
ポストモダニズムとは何か(その1)モダニズムとポストモダニズムとの相違点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第11回目
ポストモダニズムとは何か(その2)ポストモダニズムに関する主要な学者の議論に触れる配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第12回目
ライフスタイルとポストモダニズム(その1)1990年代の社会・文化事象をもとに共通点を考える配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第13回目
ライフスタイルとポストモダニズム(その2)現代文化を特徴付けるポストモダニズムの特性について考える 期末課題の返却と問題点解説配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第14回目
ポピュラー・カルチャーとポストモダニズムポピュラー・カルチャーに見られるポストモダン的要素を考えるとともに、高級文化との関係をも考察する配布資料を読み、内容を理解し、問題点をまとめておく
第15回目
期末試験これまでの学習のまとめとして試験を実施する

教科書
各テーマについて論文や文献の抜粋を配布する予定
参考文献
授業中に紹介する
成績評価方法
期末試験(40%)、課題(40%)及び資料講読、内容のまとめ、意見発表等の授業への参加度(20%)の3つの観点から総合評価を行う
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業の資料配布や課題提出はBlack Boardを利用する。


更新日:
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