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日本語学概論

科目
日本語学概論
区分
人間学科科目群
授業コード
2007760092
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 金/12秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
荒巻 朋子
授業の概要
日常何気なく使用している日本語を客観的に認識し、言語研究の対象として、語彙、文法、音声、表現、語用など様々な角度から観察、分析していきます。授業中、タスクを与え、その活動を通して、日本語に対する観察力、分析力を養います。また、授業外にもタスクを与えるので、積極的に行ってください。
到達目標
母語である日本語を客観的に認識し、様々な角度から日本語に対する観察力、分析力を身に付け、自分自身の言語生活に対する感性を磨いていくことが目標です。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
日本語学とは何か 授業のガイダンス「日本語を学ぶ」とはどのようなことをいうのか、考えてこよう。
第2回目
日本語の音声① 音声・音韻・音節を中心に他の言語を学んだ時に難しかった発音にどんなものがあったか、考えてこよう
第3回目
日本語の音声② アクセント・イントネーション・プロミネンスを中心に同じ単語でもアクセントの違うものを考えてこよう
第4回目
日本語の文字・表記 日本語の表記とバリエーションを考える日本語の文字・表記について、便利、または不便だと思う点を考えてこよう
第5回目
日本語の語彙① 語彙の全体像をとらえる「語彙」とは何か、考えてこよう。
第6回目
日本語の語彙② 語を形の面から考える和語・漢語にあたるものをそれぞれ考えてこよう
第7回目
日本語の語彙③ 語を意味の面から考える「楽しい」と「嬉しい」はどう違うか、考えてこよう
第8回目
日本語の文法①日本語の文法的特徴を探るー品詞などを中心にー国語で習った品詞を復習しておこう
第9回目
日本語の文法②日本語の文法的特徴を探るーヴォイス、アスペクトを中心にー前の週に与える課題にとりくんでこよう
第10回目
日本語の文法③日本語の文法的特徴を探るーモダリティ・授受表現を中心にー前の週に与える課題にとりくんでこよう
第11回目
日本語の表現と文体①待遇表現を中心に「伺う」と「参る」はどう違うか、考えてこよう
第12回目
日本語の表現と文体②文体を中心に「話ことば」と「書きことば」はどう違うか考えてこよう
第13回目
こどばの位相差性別・年齢差・地域差によることばの違いを考える「男ことば」「女ことば」だと思うものをいくつか考えてこよう
第14回目
日本語のゆれ「ら抜き」ことばなど、変化する日本語について考える「ら抜き]ことばをいくつか考えてこよう
第15回目
テストこれまでの総復習

教科書
随時、プリントを配布
参考文献
『新しい日本語学入門』庵功雄 スリーエーネットワーク
  『図解日本語』沖村卓也・木村義之・陳力衛・山本真吾 三省堂
成績評価方法
平常点と学期末のテストの成績を総合して評価します
そのほか受講者への指示/メッセージ
タスクベースの授業ですので、主体的に活動に取り組み、積極的に発言してください。そして、日常生活の中での日本語をよく観察するようにしてください。


更新日:02/06/2008
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