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エコ・ツーリズム論

科目
エコ・ツーリズム論
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
2101361014
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 月/56秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
神澤 隆
授業の概要
生態や自然を意味するEcology とTourism(観光)の合成語であるエコツーリズムは「自然や民俗・文化」の保全と観光の両立を標榜する。増大する人口圧力の下、資源の搾取と自然破壊が止まらない現状を、持続可能な形の観光の実践による経済効果をばねにして、少しでも抑制しようというのが、エコツーリズムのひとつの典型であり、そこでは、ステーク・ホルダーとしての住民参加が欠かせない。講義を通じ、現状を一緒に勉強しよう。
到達目標
エコツーリズムについて、理解を深め、見識を獲得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 授業概要。エコロジーを考える(生物多様性など)観光はもちろん、多彩な内外の自然、環境問題などに日頃から、関心を持っておくこと。
第2回目
世界のエコツーリズム 映像を使って解説
第3回目
環境保全と持続可能な開発 地球サミットと持続可能な開発
ミレニアム開発目標と観光開発
第4回目
エコツーリズムとは サステイナブルツーリズム、エコツーリズム(定義、沿革、現状)
第5回目
観光分野の国際協力1 国際協力の意義と現状
UNWTO,UNDP,ESCAP,JICA,NGOなどの取り組み
第6回目
観光分野の国際協力 2 途上国でのエコツーリズム開発 (事例紹介)
第7回目
観光分野の国際協力 3 途上国でのエコツーリズム開発 (事例紹介)
第8回目
観光分野の国際協力 4UNDPの観光開発Master Planまたは、ESCAPのManaging Sutainable Tourism Developmentを使用
第9回目
自然及び文化財の保全とエコツーリズムへの利用 1ユネスコ世界遺産条約
文化財保護法、景観法、ナショナルトラスト
第10回目
自然及び文化財の保全とエコツーリズムへの利用 2日米の国立公園の比較
環境庁から環境省へ(行政の流れ)
第11回目
我が国のエコツーリズム 1小笠原、屋久島など映像を見ながら実例を学ぶ
第12回目
我が国のエコツーリズム 2関連業界の取り組み、国民の意識調査
第13回目
我が国のエコツーリズム 3エコツーリズム推進法の成立と今後の展望
第14回目
我が国のエコツーリズム 4グリーンツーリズム、観光による農山漁村の地域振興
第15回目
試験期末テスト

教科書
なし
参考文献
随時紹介する。
成績評価方法
授業態度(授業中の小テストなども含める)、期末試験
そのほか受講者への指示/メッセージ


更新日:
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