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国際社会と英語

科目
国際社会と英語
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
23014
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/12
単位数
4単位
担当者名
猿橋 順子
授業の概要
昨今、英語には、「世界共通語」や「国際言語」という呼び方が定着しつつあります。この新しい言語の地位を批判的に考察していくと共に、インターネットなどを通してグローバルに共有される情報や対話に触れ、国際言語としての英語の効用、展望を考えます。
到達目標
国際言語としての英語に日常的に触れ、情報の取捨選択を的確に行う力を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
言語イメージ・言語経験の共有 参加者全員の言語全般、または英語にまつわる体験、思い、印象の多彩さから、テーマの身近さを確認します。自己紹介を兼ねて、言語全般(ことば)、または英語にまつわるエピソードを発表してもらいます。
第2回目
国際言語としての英語を考える 実際、国際社会のどんな場面で英語が用いられているか、それに対応する言語政策事例を紹介します。配布プリントを読んでおくこと
第3回目
言語帝国主義の思想とは何か フィリップソンの言語帝国主義思想のアウトラインを学び、言語的人権の発想から英語の何が問題なのかを明らかにします。配布プリントを読んでおくこと
第4回目
言語とアイデンティティ 英語の国際言語論、帝国主義論に話者の視点を交えて再検討を試みます。配布プリントを読んでおくこと
第5回目
グローバリゼーションと英語 環境問題をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第6回目
グローバリゼーションと英語 ニュース報道をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第7回目
グローバリゼーションと英語 スポーツをめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第8回目
グローバリゼーションと英語芸術をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第9回目
グローバリゼーションと英語教育をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第10回目
グローバリゼーションと英語少数言語をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第11回目
グローバリゼーションと英語平和構築をめぐる情報と議論配布プリントを読んでおくこと
第12回目
グループ発表(1)プレゼンテーションと相互評価積極的な参加を期待します。(必須)
第13回目
グループ発表(2)プレゼンテーションと相互評価積極的な参加を期待します。(必須)
第14回目
まとめこの授業を通して学んだ事柄の総復習・質疑応答積極的な参加を期待します。
第15回目
筆記試験総括必須。

教科書
指定はしません。プリントを配布しますので、必ず目を通して来て下さい。
参考文献
『英語はアジアを結ぶ』本名 信行(玉川大学出版 2006)
岩波新書編集部編.2000.『英語とわたし』 岩波新書.
中公新書ラクレ編集部+鈴木義里編.2002.『論争・英語が公用語になる日』 中公新書.
津田幸男.2003.『英語支配とは何か 私の国際言語政策論』 明石書店.
中村敬.2004.『なぜ、「英語」が問題なのか?』 三元社.
船橋洋一.2000.『あえて英語公用語論』 文春新書.
本名信行.2003.『世界の英語を歩く』 集英社新書.
マーク・ピーターセン.1988.『日本人の英語』 岩波新書.
メルヴィン・ブラッグ.三川基好訳.『英語の冒険』 角川書店.
Crystal, D. 1997. English as a Global Language. UK:Cambridge University Press.
Fishman, J.A. ed., 1999. Handbook of Language and Ethnic Identity. NY: Oxford University Press.
Phillipson, R. 1992. Linguistic Imperialism. NY:Oxford University Press.
Phillipson, R. ed., 2000. Rights to Language, Equity, Power, and Education. London: Lawrence Erlbaum Association, Inc.
成績評価方法
平常点(10%)、プレゼンテーション(30%)、授業への参加(30%)、期末試験(30%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
必ずしも英語が得意でなくても構いませんが、毎週英文に触れますので、積極的に取り組む姿勢を期待します。


更新日:
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