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生物化学
科目
生物化学
区分
生命化学科科目群
授業コード
53575
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/34
、
秋 金/34
単位数
4
単位
担当者名
芳賀 実、薬袋 裕二
授業の概要
生体を構成する分子の構造を把握し、その機能の発現について前半で講義する。
生命現象の基礎となる細胞の基本代謝系について後半で講義する。
到達目標
生命現象を理解するための基盤科目である。生体4大主成分の構造的特徴を把握し、理解することが、基本的
な学習となる。その上で、構造と機能との関係を習得し、細胞内で展開している化学反応(代謝)を学習し、
細胞レベルで生命現象を総合的に理解できる知識基盤の構築を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
細胞:水:炭素化合物
水と炭素と生命誕生
細胞器官の名称と働きを理解
第2回目
アミノ酸とタンパク質の一次構造
アミノ酸の特性、ペプチド結合
アミノ酸の構造を覚える
第3回目
タンパク質の三次構造と機能
2~4次構造:折りたたみ
レポート
第4回目
酵素の特性
酵素とは、動力学
タンパク質の構造と機能を理解
第5回目
同上
同上
第6回目
酵素の反応機構
触媒作用
第7回目
同上
同上
第8回目
補酵素とビタミン
補酵素の特徴
反応に関わる構造を理解
第9回目
糖質
単・多糖類、異性体
単糖類の構造を覚える
第10回目
同上
同上
第11回目
脂質と生体膜
脂質構造、流動モザイク
脂質の構造を覚える
第12回目
同上
生体情報
第13回目
核酸
ヌクレオチド:DNA:RNA
ヌクレオチドの構造を覚える
第14回目
同上
タンパク質の生合成
第15回目
前半試験
第16回目
代謝について
代謝とは:生体エネルギーATP
第17回目
解糖系
グルコースからピルビン酸、調節機構
自由エネルギー変化と化学平衡、糖構造について復習しておく。
第18回目
同上
同上
第19回目
同上
同上
第20回目
クエン酸回路
ピルビン酸のミトコンドリアへの移行
「呼吸」について復習
第21回目
同上
クエン酸回路の多段階触媒、調節機構
第22回目
同上
代謝中間体の出入り
第23回目
その他の糖質代謝経路
グリコーゲン分解・合成、糖新生
肝臓の機能について調べておく
第24回目
同上
ペントースリン酸回路
第25回目
電子伝達と酸化的リン酸化
プロトン駆動力:電子伝達の概略
酸化還元電位と化学平衡を復習
第26回目
同上
酸化的リン酸化
第27回目
同上
同上
第28回目
脂質代謝
脂肪酸の酸化、合成
脂質の構造と特性について復習
第29回目
同上
同上
第30回目
後半試験
教科書
ホートン生化学(第3版)東京化学同人
参考文献
ヴォート生化学 東京化学同人
成績評価方法
テストの総合点、小テスト、論説文
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
02/14/2007
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