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有機化学概論

科目
有機化学概論
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
53341
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 水/34
単位数
2単位
担当者名
相沢 宏保
授業の概要
我々の地球はすべてが常に変化している。それは物質の結合と分解の世界といって過言ではない。一般の科学的知識としての化学生きていることを理解する上で最も重要な基本的知識のひとつである。有機化学は特に生命体に関連する化学であり、本授業では有機化学の発展の歴史に始まり、化学物質の分類、命名および化学反応の基本について講義し、随時、具体的事例についても説明する。質問、疑問点についても対応する。内容が多岐にわたることもあるので、ノートをとリ整理することは重要である。
到達目標
より専門的な有機化学を必要とする分野に進む第一段階として、基礎的な有機化学の知識を習得する。そのために、講義の内容を充分理解できるように講義後のノートの整理の仕方を自分なりの工夫する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
有機化学について 有機化学の位置づけ。その発展の歴史。講義前後の予習、復習を行う。疑問な点は質問する。知識の修得度を自ら確認する。授業中に講義内容をノートすることにより、化学構造、化学名、化学反応名により接する機会をふやし、理解度を深める。
第2回目
アルカン(I) 有機分子の性質、官能基同上
第3回目
アルカン(II) 構造、異性体、命名法同上
第4回目
アルカン(III) 性質、反応、シクロアルカン同上
第5回目
アルケン、アルキン(I) 命名法、構造同上
第6回目
アルケン、アルキン(II) 立体異性体、性質、反応同上
第7回目
アルケン、アルキン(III) 反応、その他同上
第8回目
芳香族化合物(I)構造、命名法、反応同上
第9回目
芳香族化合物(II) 構造、命名法、反応同上
第10回目
酸素、イオウ、ハロゲン含有化合物(I) アルコール、フェノール、命名法、性質 同上
第11回目
酸素、イオウ、ハロゲン含有化合物(II) エーテル、チオール、ジスルフィド、含ハロゲン化合物同上
第12回目
アミンの化学アミン、性質、複素環化合物、天然アミン同上
第13回目
アルデヒド、ケトンカルボニル基、命名法、性質、反応同上
第14回目
カルボン酸と誘導体性質、命名法、反応、薬品同上
第15回目
期末試験有機化学の基礎知識の確認試験の範囲は広いが、有機化学の基礎知識が習得できているかを判断できる問題を出題する。

教科書
マクマリー有機化学概説 John McMurry著、伊東 椒、児玉三明訳第4版(東京化学同人)
参考文献
マクマリー 生物有機化学 I 有機化学編、菅原二三男監訳(丸善株式会社)[絶版]、化学辞典、生物学辞典、Merck Index他
成績評価方法
筆記試験、課題レポートの内容も評価の対象とする。(出席率、授業中の勉強意欲も考慮する)
そのほか受講者への指示/メッセージ
受身の授業ではなく、授業内容を理解するよう疑問点などを積極的に質問したり、調べる。調査の結果などを自発的にレポートとして提出することを歓迎する。

更新日:01/10/2007
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