授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | ガイダンス | 実験を行うにあたっての注意事項(含:危険防止対策),実験レポートの書き方についてのガイダンスを行う. | 生物資源学実験書,白衣,実験の用具(セット)を必ず持参すること.持参しない場合には受講を許可しないことがありますので注意してください. |
第2回目 | 花の鮮度保持効果 | エチレンが花の老化に及ぼす影響、およびその抑制剤の効果を調査する. | 成長調整剤について,特に植物ホルモンにつきその種類と作用が答えられるようにしておくこと. |
第3回目 | 害虫の観察 | 昆虫の分類学を日本の重要害虫の観察を通し実践する. | 昆虫の分類法につき理解しておくこと. |
第4回目 | タンパク質の抽出と電気泳導 | 電気泳導の原理をタンパク質の抽出を通して学ぶ. | 電気泳導について,クロマトグラフの理論を理解しておくこと. |
第5回目 | 大腸菌の形質転換 | 遺伝子組み換えに用いる大腸菌の形質転換について学ぶ. | 形質転換とは何か,理解しておくこと. |
第6回目 | 性フェロモンの生物検定 | カイコとオオスズメバチを供試材料に2,3の基礎実験を試みる. | フェロモンという用語を理解しておくこと. |
第7回目 | DNAの抽出と定量 | サザンハイブリダイゼーションを行ったり,ゲノムライブラリーを作製するためにはDNAの抽出が必要である.ここではその基礎を学ぶ. | DNAとは何か,自学すること. |
第8回目 | 果実の糖度と酸度 | 果実の熟度を知るための基礎を学ぶ. | 果実が熟すメカニズムを理解しておくこと. |
第9回目 | 葉の色素分析 | 光合成に必要な葉の色素を分析し,生産性を高めるための基礎を学ぶ. | 光合成について理解しておくこと. |
第10回目 | ランの無菌播種 | ラン種子を無菌状態で発芽させる手法を学ぶ. | ランの種子とはどのようなものか理解しておくこと. |
第11回目 | 花の観察 | 植物の生殖器官である花の構造,その鑑賞価値を理解する. | 花の生殖,花色,形,構造について予習しておくこと. |
第12回目 | 牛乳の検査 | 牛乳の成分規格試験のうち,pH,アルコールテスト,比重,乳脂肪について調査する. | 牛乳の成分について予習しておくこと. |
第13回目 | 動物の学習 ―行動の観察と分析― | ラットなどの小動物を用いて,学習行動について観察と分析を行う. | 動物行動学の基礎を理解しておくこと. |
第14回目 | プレゼンテーション1 | 各班1テーマを選び,プレゼンテーションを行う準備をする. | パワーポイントの作成方法を理解しておくこと. |
第15回目 | プレゼンテーション2 | 1班10分程度でプレゼンテーション,質疑応答を行う. | 発表練習を行うこと.また,質問できるような聞き方をすること. |