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フィールドトリップ

科目
フィールドトリップ
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
1335753371
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 集中秋 集中
単位数
1単位
担当者名
杉本 和永、安部 直重、脇 孝一
授業の概要
学外(鹿児島久志・北海道弟子屈)で実施される、実習Ⅲの前後の期間に一泊二日の日程でおこなう。学外校地から出かけて、周辺の生態環境(動植物、自然環境、地理的環境など)の特質している場所において、特徴的な生態環境のシステムについて実地探査を行う。
到達目標
学外校地の実習Ⅲや学内の座学で学んだ知識で、日本の原植生や地理的な特徴と結びつけられるようにする。訪れた環境下で生育・生息する動植物などの生物を識別できるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
フィールドトリップ(鹿児島) 植物群落の垂直分布海岸線から標高を上って到達する環境変化を、植物の分布に当てはめて観察を行い出現する植物種の変化について学ぶ。
第2回目
生育するアカマツ林の成り立ちについて山頂付近にはアカマツ林が多く観られる。この林はどのような過程を経て現在の林があるかについて考える。
第3回目
霧島ツツジの生育環境についてこの地域の発見によるツツジについて、その分布とともに種の特徴について考える。
第4回目
火山地形と植物周辺は火山の噴火によって形成された地形の上に成り立っているが、火山が植物の生育や、分布にどのように影響しているかを考える。
第5回目
フィールドトリップ(北海道) 道東地域の原生林道東の中でも数少ない原植生の地域を観察する。道東の原植生とはどのような森林か説明できるようにする。
第6回目
火山噴火後のアカエゾマツの純林火山灰の堆積した後に、アカエゾマツが純林を形成している。この林の植生遷移的な位置づけを考える。
第7回目
倒木更新自然林内は倒木上に多くの後継樹が生育している。この倒木更新と呼ばれる遷移の一こまについて考える。
第8回目
湖水環境と湖畔林オンネトーの湖周辺の自然環境について学ぶ。
第9回目
マリモの植物学阿寒湖に生育するマリモについて、どのような生物で、丸く形成される理由と生育環境について考える。
第10回目
第11回目
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
現地で資料配布
参考文献
多数関係書籍が出ているので、各自必要と思われるものはすべて参考としてほしい。
成績評価方法
参加出席すること、テーマごとのレポート提出、参加態度などで評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
現地では必要に大路手、写真撮影やスケッチを描くと良い。

更新日:02/13/2007
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