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基礎化学

科目
基礎化学
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13011
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 火/56
単位数
2単位
担当者名
相沢 宏保
授業の概要
本授業は高校の化学の基礎知識を確認し、さらに詳細な化学現象、化学反応、化学物質に対する一般的な理解度を深め、専門過程で必要な化学用語、表現法などを取り扱えるようになることを目的に進める。したがって、授業は筆記を中心に行うので、ノートに内容を各自筆記することでさらに理解度を深めることを期待する。
到達目標
化学に対する理解度を深めることは、研究活動、社会活動に参加する科学者にとっての基本的知識であり、種々の科学報道の情報などについてより正確に理解でき、正しい知識の基づいた判断が出来るるように基礎知識を習得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
化学の発展、化学を見る目 歴史、単位、元素、原子と分子化学が発展した歴史を考える。自分は化学的事実に対してどのように判断するかを考える。
第2回目
原子の構造、電子配置、イオン 原子番号、質量数、同位体、電子配置、イオンの大きさ物質の最小単位の理解(P.1~)
第3回目
化学結合 イオン結合、共有結合、配位結合、水素結合物質が結合している様式の基本的理解(P.16~)
第4回目
化学結合、化学量論 金属結合、結晶構造、原子量、分子量、化学反応他金属の結合状態、化学反応の量的関係を理解する。
(P.26~)
第5回目
物質の状態 物質の三態、固体、液体、気体物質の状態と分子の状態を理解する。(P.33~)
第6回目
物質の状態 溶液、コロイド物質の溶解、固体の分散について理解する(P.45~)
第7回目
物質の変化 化学反応、酸と塩基の反応天然の事象は化学反応であることを理解する(P.56~)
第8回目
物質の変化酸化と還元化学反応は酸化と還元が重要な現象であることを理解する(P.70~)
第9回目
化学反応と化学平衡反応の速さ、化学平衡、化学平衡の移動化学反応を成業する条件とは何かを理解する
(P.85~95)
第10回目
有機化合物特徴と分類、脂肪族炭化水素(飽和炭化水素)生物を構成する有機物質の炭化水素について基本的知識を理解する(P.123~)
第11回目
有機化合物不飽和炭化水素、酸素を含む脂肪族化合物(アルコール)不飽和炭化水素、アルコールについてその化学的性質を理解する(P.128~)
第12回目
有機化合物酸素を含む脂肪族炭化水素(エーテル、カルボニル化合物、カルボン酸、エステルエーテル、カルボニル化合物への理解度を深める(p. 132~)
第13回目
有機化合物芳香族化合物(炭化水素、フェノール類、アミン類、カルボン酸芳香族化合物とは何か、共鳴状態などについて理解する(p. 138~)
第14回目
高分子化合物特徴、天然高分子、合成高分子日常に存在する天然および合成有機高分子の基礎知識を習得する(p. 144~160)
第15回目
期末試験化学の基礎知識の確認試験の範囲は広いが化学の基礎知識が習得できているかが判断できる問題を出題する。

教科書
化学入門(大野公一、妹尾学、他著)共立出版㈱
参考文献
ベッカー 一般化学(上)東京化学同人
成績評価方法
筆記試験、課題のレポートの内容、出席率、授業中の勉強意欲
そのほか受講者への指示/メッセージ
受身の授業ではなく、授業内容を理解するために疑問点などを積極的に質問したり、独自に調べ、レポートとして提出する。ノートは自分で理解できるように記入方法を工夫する。授業中の自己管理を厳しくすること。

更新日:02/14/2007
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