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統計学

科目
統計学
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
6400864053
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/78秋 金/78
単位数
2単位
担当者名
小山 雄一郎
授業の概要
人文科学と社会科学において必要となる基礎的な統計学的知識の習得を目指すとともに、実際の調査データなどを用いながら、実験や社会調査への具体的な適用の前段階として、統計分析の訓練を行う。
到達目標
1.統計学的知識を暗記するだけではなく、背景にある考え方を理解する。2.実際のデータを用いて練習することにより、統計分析に慣れる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 人文科学や社会科学における統計分析の必要性、われわれの生活と統計との関わりなどについて説明する。授業の重要事項を説明するので、必ず出席すること。
第2回目
既存統計データの見方と使い方(1) 指定統計をはじめとする代表的な既存統計データについて、その見方と使い方を説明する。
第3回目
既存統計データの見方と使い方(2) 既存統計を目的に合わせて加工し、まとめる方法などについて説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第4回目
データの記述と整理(1) 度数分布(ヒストグラム)、平均値、中央値、最頻値などの各種基本統計量と、それらを用いたデータの記述・整理について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第5回目
データの記述と整理(2) 範囲、最小値/最大値、分散、標準偏差、尖度、歪度などの各種基本統計量と、それらを用いたデータの記述・整理について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第6回目
母集団と標本抽出 母集団と標本に関する基本的な考え方および標本抽出法の理論について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第7回目
確率と確率分布(1) 確率論の基礎、確率分布概念の基礎などについて説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第8回目
確率と確率分布(2)中心極限定理、および正規分布、t分布などの各種確率分布などについて説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第9回目
母集団の推定と仮説検定(1)検定・推定理論の基礎、単一母平均の推定などについて説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第10回目
母集団の推定と仮説検定(2)2つの平均の差の検定、比率の差の検定などについて説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第11回目
変数間の関係(1)クロス集計表と独立性の検定(カイ二乗検定)、属性相関係数(最適予測係数λ、Crammer's V、φ係数など)など、カテゴリカルな2変数間の関係について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第12回目
変数間の関係(2)2つの連続変数間の相関関係(相関係数と有意性の検定)と回帰分析の基礎(回帰式、2変量回帰係数、決定係数など)について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第13回目
変数間の関係(3)疑似関係(疑似相関)、媒介関係、複合要因、変数のコントロールとエラボレーション、交互作用効果、偏相関係数など、第3の変数を含む分析について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第14回目
変数間の関係(4)重回帰分析やロジスティック回帰分析などの多変量解析の基礎について説明する。前回の内容に関する課題提出か、内容確認のための小テストを実施する。
第15回目
まとめ統計学的知識とその適用について、扱ってきたこと全体を振り返る。総まとめのテストを実施する。

教科書
特に指定しないが、参考書などは開講時に指示する。
参考文献
授業内で適宜示していく。
成績評価方法
出席、扱う項目ごとの小テストおよびレポート、学期末に行うまとめのテストにより総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
扱う内容ごとの課題提出・小テストが課されるので、授業の復習はしっかりとやること。

更新日:01/09/2007
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