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日本文学概論

科目
日本文学概論
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
64016
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/78
単位数
2単位
担当者名
渡邉 正彦
授業の概要
日本文学の特質について、演劇、外来文学や美術など他ジャンルの表現との比較を通して考察し、さらには、文学がその中に表現してきた日本的感性について、実際に文学作品を取り上げながら考察していく。題材としては、上古から近代まで幅広く取り上げ、それらがはらむ時代精神との相関性についても、注意を払っていきたい。
到達目標
日本文化の一つの現われとして、文学ひいては日本文化全体を客観視することが出来るような巨視的な視点を各自が築いていくことが最終的な目的となる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
日本文化の特質について 日本文化の特質について具体例を挙げながら概観し、講義の進め方について説明する。授業の際に配布される資料は熟読した上で、常に講義に望むことを心がけること。
第2回目
古事記(1) 須佐之男命(すさのおのみこと)同上
第3回目
古事記(2) 倭建命(やまとたけるのみこと)同上
第4回目
平家物語(1) 俊寛同上
第5回目
平家物語(2) 一の谷同上
第6回目
平家物語(3) 屋島
中間レポート課題提出
同上
第7回目
平家物語(4) 壇ノ浦同上
第8回目
新古今和歌集藤原定家の美学
中間レポート提出
同上
第9回目
能楽「風姿花伝」を軸に同上
第10回目
奥の細道(1)平泉同上
第11回目
奥の細道(2)山中温泉同上
第12回目
歌舞伎「勧進帳」の美学同上
第13回目
川端康成(1)「美しい日本の私」
期末レポート課題提出
同上
第14回目
川端康成(2)「雪国」同上
第15回目
総括全体のまとめ及び期末レポート提出レポートでは出題の意図をよく理解し、それにのっとって作成されなければならない。その点、注意すること。

教科書
特に使用しないが、必要に応じてプリントを配布する。ただし、「雪国」だけは、新潮文庫版を使用するので、各自用意すること。
参考文献
授業中に随時指示する。
成績評価方法
二回のレポートを総合して判断する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
相当量の文章を読んでもらうことになるので、その点覚悟してもらいたい。

更新日:01/14/2007
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