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材料強度学

科目
材料強度学
区分
機械システム学科科目群
授業コード
14662
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2単位
担当者名
荒井 正行
授業の概要
機械や構造物は使用中に突然壊れることがある。これは多くの場合機械・構造物の部材が適切な形状で造られていなかったり、予期せぬ環境条件の変化や長い間連続して使用されていたことに起因する。本講義は種々の使用条件下における材料の強度評価と破壊の関係およびこれらを考慮した材料選定の考え方を学ぶ。
到達目標
材料の強度評価するための応力と変形の求め方を習得し、各種強度評価法を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
材料の強度評価法,4/12 変形、応力、材料の力学的性質教科書PP.35-55を復習しておくこと
第2回目
丸棒のねじり,4/19 せん断応力、横弾性係数、ねじれモーメント、曲断面係数教科書PP.185-188を予習しておくこと
第3回目
伝動軸,4/22 トルク、伝動動力、許容せん断応力教科書PP.185-188を予習しておくこと
第4回目
はりのたわみ,5/10 たわみの基礎式、片持はりのたわみ、支持はりのたわみ教科書PP.123-175を復習しておくこと
第5回目
不静定はりのたわみ
,5/17
両端固定はりのたわみ教科書PP.123-175を復習しておくこと
第6回目
座屈
,5/20
偏心過重を受ける短柱、オイラーの式、座屈強さ教科書PP.181-185を予習しておくこと
第7回目
中間試験
,5/31
第8回目
組合せ応力
,6/14
垂直応力と曲げ応力の組合せ、斜面上の応力、主応力教科書PP.193-198を予習しておくこと
第9回目
同上
,6/16,9・10限
Mohrの応力円、曲げ応力とねじり応力の組合せ教科書PP.198-202を予習しておくこと
第10回目
フックの法則
,6/21
弾性定数の関係、3次元状態でのフックの法則教科書PP.40-43を復習しておくこと
第11回目
降伏条件と破壊条件
,6/28
トレスカの条件、ミーゼスの条件、最大主応力説教科書PP.203-206を予習しておくこと
第12回目
環境温度による強度変化
,7/8
全溶接船「リバティ号」の破壊、延性-脆性遷移温度、クリープ、高温強度教科書PP.64-65、93-95、100-101を復習しておくこと
第13回目
材料の疲労
,7/12
S-N曲線、繰返し応力、疲労破壊のメカニズム教科書PP.66-69を復習しておくこと
第14回目
プラスチックの種類と強さ
,7/19
くびれの生成と伝播、白化、クレイジング身の回りのプラスチック製品を調べておくこと
第15回目
定期試験
,7/26

教科書
図解 材料強さ学の学び方/町田輝史著/オーム社/¥2,900
参考文献
必要に応じて講義中に紹介
成績評価方法
中間試験、定期試験、レポート
そのほか受講者への指示/メッセージ
http://webleamingplaza.jst.go.jp/の「材料力学基礎知識コース」を自習すること

更新日:
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