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熱流体力学

科目
熱流体力学
区分
機械システム学科科目群
授業コード
54674
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
小倉 研治
授業の概要
初めに熱流体の性質・特徴などについて述べる。次に、物理的な意味を明確にしながら、流れを支配する運動方程式を誘導する。そして、比較的単純な流れ(クエット流れやポアズィユ流れ)の理論的な扱い方(解き方)を説明する。さらに、流れの中に熱の効果を考慮する方法も説明する。最後に、流れは非常に複雑で、非線形性の強い性質を持っているので、理論的に解くことができる限界や実験的に検証しなくてはならないことを述べる。
到達目標
身の回りにある流れの種類と流れ方を支配する運動方程式がどのように表されるのかを理解する。また、理論的に解くことができるのはどのような流れなのかを理解する。クエット流れやポアズィユ流れを理論的に解くことができること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
意義 熱流体力学の必要性を学ぶシラバスを確認しておく
第2回目
流体の性質 物理量およびその単位系を学ぶ単位系を復習しておく
第3回目
流線 速度と流れ関数の関係を学ぶ煙風洞での実験の復習をしておく
第4回目
運動方程式① 慣性力の誘導物理学の力学分野を復習しておく
第5回目
運動方程式② 粘性力の誘導物理学の力学分野を復習しておく
第6回目
運動方程式③ 圧力による力成分の誘導前回の復習をしておく
第7回目
運動方程式④ 運動方程式の無次元化をする。無次元数の誘導と意味を学ぶ物理学の力学分野と無次元化の意味を考えておく
第8回目
各種流れの解析①一般的なクエット流れを解く微分方程式について復習しておく
第9回目
各種流れの解析②特殊なクエット流れを解く微分方程式について復習しておく
第10回目
各種流れの解析③ポアズィユ流れを解く微分方程式について復習しておく
第11回目
実際の流れ①円管内の流れ(層流と乱流)について学ぶ流れの力学(各種流れの実験結果について)を復習しておく
第12回目
実際の流れ②円柱周りの流れと周期性について学ぶ流れの力学(各種流れの実験結果について)を復習しておく
第13回目
実際の流れ③平板上の流れと境界層について学ぶ流れの力学(各種流れの実験結果について)を復習しておく
第14回目
実際の流れ④複雑な形状をした物体周りの流れについて学ぶ流れの力学(各種流れの実験結果について)を復習しておく
第15回目
実際の流れ⑤大気の流れ(天気図)と熱流体力学との関連について学習する天気図を見ておく

教科書
特に指定しない。必要に応じてプリントなどを配布する。
参考文献
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
定期試験で評価する。成績は学則にのっとり、SABCFで評価、出席が3/4に満たないものはFとします。
そのほか受講者への指示/メッセージ
物理学(力学の基礎)を理解しておくこと

更新日:01/16/2007
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