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生物化学II

科目
生物化学II
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
14788
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2単位
担当者名
小島 比呂志
授業の概要
本講では、生物がその生命を維持するために営んでいる物質・分子の動的な姿を、糖質および脂質を中心に論ずる。すなわち、これらの栄養物質が細胞の中で最終的にはCO2やH2Oにまで異化されエネルギーを供給する過程、中間代謝産物から貯蔵物質や生体構成成分に同化する経路、さらにはそれらの調節機構について講義を進める。
到達目標
まず、本講義を通じて得られる知識が、日常生活の中での自己健康管理にいかに役立つかを理解させたい。そのためには、進んで学ぼうとする意欲を引き出すことが重要である。そのための基幹的部分の知識の習得の徹底に努める。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
代謝についての序論 代謝とは;細胞内の主な異化経路;熱力学と代謝;ATPの自由エネルギーとATPの役割、その他。
第2回目
自由エネルギー変化と化学平衡について復習しておく。
第3回目
解糖 解糖系;ピルビン酸の運命;解糖における自由エネルギー変化;解糖の調節、その他。糖の化学構造を復習しておく。
第4回目
化学の基礎で習得した官能基を復習しておく。
第5回目
第6回目
クエン酸回路 ピンビル酸のミトコンドリアへの移行;クエン酸回路の多段階触媒性;代謝中間体の出入り;クエン酸回路の調節;グリオキシル酸回路、その他。「呼吸」について復習しておく。
第7回目
第8回目
第9回目
その他の糖質代謝経路グリコーゲン分解・合成;グリコーゲン代謝の調節;糖新生;ペントースリン酸経路、その他。肝臓について調べておく。
第10回目
第11回目
電子伝達と酸化的リン酸化ミトコンドリア;化学浸透圧説とプロトン駆動力;電子伝達の概略;酸化的リン酸化の調節、その他。酸化還元電位と化学平衡について復習しておく。
第12回目
第13回目
脂質代謝脂肪酸の吸収と代謝;脂肪酸の酸化;ケトン体;脂肪酸合成;脂質の合成;コレステロールの合成。脂質の化学的性質を復習しておく。
第14回目
第15回目
総合評価

教科書
ホートン生化学/鈴木紘一他訳/東京化学同人
参考文献
生化学事典/東京化学同人
成績評価方法
各授業後(次授業時)にレポートの提出、定期試験による5段階評価
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/11/2007
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