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代数学II

科目
代数学II
区分
メディアネットワーク学科科目群
授業コード
14806
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/56
単位数
2単位
担当者名
佐藤 健治
授業の概要
群・環・体に代表される代数系について、その定義から始めて定義に直接関連する基本性質、代表的な例について学ぶ。集合的公理的に展開される数学の入門である。講義は集合と写像の基本的な知識からていねいに展開されるので、特別の予備知識は必要としないが、それでも「代数学入門」、「代数学I」程度の内容を常識にしていないとすぐ混乱するであろう。
到達目標
代数系の基礎概念を身につけることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
集合・写像 集合シラバスは教科書に沿って書かれているのでその部分をあらかじめ予習しておくこと。講義で黒板でやられた例題,問題を家で自分で解けるまで演習すること。
第2回目
集合・写像 集合算集合に関する記号∈、{ }、||、=、⊂、⊃等を再確認し、2節を読んでおくこと
第3回目
集合・写像 写像∪、∩、―、×の定義を再確認し3節を読んでおくこと
第4回目
集合・写像 写像の積写像、全射、単射、Imf,全単射、逆写像の定義を再確認し、4節を予習しておくこと              
第5回目
集合・写像 演習写像の積、可換図式、変換について理解を深めておくこと
第6回目
群・環・体 半群と演算、結合法則、交換法則、単位元各節末の問題について、分からないものはないか、2章1節を予習しておくこと              
第7回目
群・環・体 群の定義と例演算、半群について知識を整理し、2節を読んでおくこと
第8回目
群・環・体環と体の定義と例群の定義をテキストを見ずに言えるようにしておくこと. 3節の予習
第9回目
剰余類環と既約剰余類群同値関係と類別、法mの合同式環と体の定義再確認.1章7節の予習
第10回目
剰余類環と既約剰余類群剰余類環Z/mZと既約剰余類群(Z/mZ)*合同式の再確認と4節の予習
第11回目
群の条件半群が群になるための、群の部分集合が群になるための条件Z/mZ、(Z/mZ)*、オイラー関数について再確認.5節の予習                        
第12回目
置換群対称群と交代群半群が群になるための条件.部分集合が部分群になるための条件は?6節の予習                  
第13回目
置換群置換の分解対称群、交代群とは?7節の予習
第14回目
群の同形群の同形巡回置換への分解、さらに互換への分解ができるようにしておく。8節の予習
第15回目
期末試験

教科書
代数学V・VI/久保創著/玉川大学通信教育部
参考文献
講義中に適宜紹介する。
成績評価方法
定期試験により評価する。指定されたメモ用紙の持ち込みを許可する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
代数学入門Ⅰ,代数学Ⅰまでの講義をすでに受講していること。

更新日:02/13/2007
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