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塑性加工

科目
塑性加工
区分
機械システム学科科目群
授業コード
14677
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
川森 重弘
授業の概要
 我々が日常生活で利用しているジュース缶や自動車などの種々の形状をもつ製品は、材料の持つ塑性という性質を利用した塑性加工技術により作製されている。塑性加工とはどのような技術で、これによりこれらの製品がどのように作製されていくかを学ぶ。
到達目標
機械および関連分野で技術を担当するために必須となる機械材料の塑性加工技術に関する基礎知識を修得する.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
塑性加工の意義と種類 塑性加工とは塑性加工技術がどのような製品に使われ、どのような種類があるのか理解する。
第2回目
金属材料の塑性変形と降伏応力・変形抵抗(1) 金属材料の変形・応力とひずみ塑性加工は塑性変形を利用した加工技術であり、その塑性変形について理解する。
第3回目
金属材料の塑性変形と降伏応力・変形抵抗(2) 塑性変形と降伏応力・変形抵抗降伏応力,変形抵抗と塑性変形に影響をおよぼす材料特性について理解する。
第4回目
曲げ加工 曲げ加工の概説と加工理論板材および管・形材の曲げ変形と曲げ変形理論について理解する。
第5回目
鍛造加工(1) 鍛造加工の基礎および分類,鍛造の理論鍛冶屋さんなど古くから利用されている加工法である鍛造加工の基礎とその分類および鍛造の理論について理解する。
第6回目
鍛造加工(2) 鍛造機械および鍛造方式どのような鍛造機械および鍛造方式があるか理解する。
第7回目
圧延加工(1) 圧延加工の基礎金属業界に不可欠な加工法である圧延加工の基礎について理解する。
第8回目
圧延加工(2)板,形材,棒・線および鋼管の圧延板,形材,棒・線および鋼管の圧延方法について理解する。
第9回目
圧延加工(3)圧延理論圧延理論について理解する。
第10回目
引抜き加工および押出し加工引抜き加工および押出し加工の分類とその理論他の加工法では製造できない小断面の線や複雑な断面形状の形材,線の製造に用いられている引抜き加工および押出し加工の分類とその理論について理解する。
第11回目
せん断加工せん断加工の種類およびその変形機構など塑性加工の中で極めて多く用いられている加工法の一つであるせん断加工の種類やその変形機構について理解する。
第12回目
板の成形加工(1)絞り加工日常生活で使用している容器などは絞り加工や張出し加工など多種の成形加工をして形づくっている。
その加工法の一つである深絞り加工について理解する。
第13回目
板の成形加工(2)張出し加工板の成形加工法の一つである張出し加工について理解する。
第14回目
板の成形加工(3)スピニング加工板の成形加工法の一つであるスピニング加工について理解する。
第15回目
トピックス最新塑性加工技術の紹介最新の塑性加工技術について理解する。

教科書
必要に応じて資料を配付する。
参考文献
基礎からわかる塑性加工/長田修次・柳本 潤 共著/コロナ社
成績評価方法
レポートと定期試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
日本の工業界を支える塑性加工技術の基礎を理解してもらいたい。

更新日:02/14/2007
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