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環境と技術

科目
環境と技術
区分
機械システム学科科目群
授業コード
54679
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/1234
単位数
4単位
担当者名
落合 淳一
授業の概要
本講義では地球環境問題とエネルギー問題に主眼をおいた技術・システムの基礎を解説する。省エネルギー、エネルギー有効利用、資源のリサイクルなど環境対応技術について、特に、現状改善型から水素エネルギーを主体とする将来型にかけての環境負荷低減型エネルギーシステムをハードおよびソフトの両面から説明する。
到達目標
地球温暖化をもたらす炭酸ガスの排出低減技術、オゾン層を破壊するフロン系冷媒に替わる自然冷媒技術などの環境維持・改善・負荷低減技術を、再生可能(自然)エネルギー、省エネルギー・エネルギー有効利用、リサイクルに関連して、その技術およびシステムの概念を理解する。当該技術およびシステムの基礎知識と概念検討能力を習得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義概要 講義内容、講義要領、講義日程などシラバスを参照
第2回目
地球環境問題 地球温暖化、オゾン層破壊など現状の環境問題を認識して、解決のための問題意識を持つこと
第3回目
エネルギー問題 化石燃料の枯渇、炭酸ガス排出低減など現状のエネルギー問題を認識して、解決のための問題意識を持つこと
第4回目
エネルギーシステム エネルギー資源・輸送・貯蔵・変換、有効エネルギーなどシステム概念の理解が要点
第5回目
従来型化石エネルギーシステム 内燃機関、ガスタービン、蒸気タービン、およびハードシステム・ソフトシステムなど従来型技術・システムを再認識して、問題を把握すること
第6回目
新エネルギー技術概論 再生可能(自然)エネルギー、カスケード利用、コジェネレーション、未利用エネルギー、リサイクルなどシステム概念の理解が要点
第7回目
再生可能(自然)エネルギー1 太陽熱・光エネルギー要素技術の理解が要点
第8回目
再生可能(自然)エネルギー2風力・水力エネルギー要素技術の理解が要点
第9回目
再生可能(自然)エネルギー3地熱エネルギー要素技術の理解が要点
第10回目
再生可能(自然)エネルギー4海洋エネルギー要素技術の理解が要点
第11回目
従来型の新利用形態および新冷媒カスケード利用、コジェネレーション、脱フロン自然冷媒などシステム概念の理解が要点
第12回目
排熱回収・リサイクル技術排熱回収・再利用、蓄熱・熱輸送、廃棄物発電などシステム概念の理解が要点
第13回目
水素エネルギー水素製造・輸送・貯蔵・変換などシステム概念の理解が要点
第14回目
水素利用技術水素タービン、燃料電池など要素技術の理解が要点
第15回目
まとめ期末レポート発表・提出(または期末試験)レポートは内容の他、努力も評価

教科書
指定なし
参考文献
機械工学便覧 応用システム編γ5 エネルギー供給システム/日本機械学会編、エネルギー変換/斎藤孝基著/東京大学出版会、エネルギー工学概論/伊東弘一ほか著/コロナ社 他、適宜紹介する。
成績評価方法
期末レポート(または期末試験)評価80%、期中の例題・演習・感想文など20%
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義では例題・演習を実施するため関数電卓を持参すること

更新日:01/04/2007
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