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伝熱工学

科目
伝熱工学
区分
機械システム学科科目群
授業コード
14663
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 木/12
単位数
2単位
担当者名
大久保 英敏
授業の概要
伝熱とは熱が高温の物体から低温の物体へ移動する現象であり,伝熱工学では熱の移動の速さを取り扱う.伝熱工学は,エネルギーの有効利用や省エネルギーを実践するうえで重要であることから,講義ではエネルギー問題や環境問題についても最新の事例を紹介しながら解説する.
到達目標
 熱伝導,対流熱伝達,熱放射などの伝熱工学の基礎を学ぶとともに,基本的な計算ができることを目標とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
伝熱工学総論 熱移動と温度,温度と熱,相変化予習では教科書をよく読んでおくこと.
第2回目
エネルギーと環境 エネルギー保存則,熱エネルギー,熱機器,環境システム復習では演習問題を解いておくこと.
第3回目
熱伝導① フーリエの法則,熱伝導方程式
第4回目
熱伝導② 定常熱伝導
第5回目
熱伝導③ 非定常熱伝導
第6回目
層流と乱流 流れと熱伝達,速度境界層と温度境界層
第7回目
強制対流熱伝達① 層流強制対流熱伝達,乱流強制対流熱伝達
第8回目
強制対流熱伝達②物体周りの熱伝達
第9回目
自然対流熱伝達①層流自然対流熱伝達,乱流自然対流熱伝達
第10回目
自然対流熱伝達②表面張力による対流,熱交換器,物質伝達
第11回目
放射伝熱①熱放射
第12回目
放射伝熱②固体面間の放射伝熱
第13回目
放射伝熱③ガスの熱放射,太陽エネルギー
第14回目
総括ガスの熱放射,太陽エネルギー
伝熱工学に関する質疑応答およびレポート提出
第15回目
試験

教科書
伝熱科学/稲葉英男・大久保英敏他著/朝倉書店
参考文献
必要に応じて講義中に紹介する
成績評価方法
試験,小テスト,レポートで評価する.減点法ではなく加点法で評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
機械工学専攻の大学院を受験する場合は,熱工学(伝熱工学を含む)が試験科目になっている大学院が多い.

更新日:
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