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プロジェクトマネジメント研究I

科目
プロジェクトマネジメント研究I
区分
マネジメントサイエンス学科科目群
授業コード
54916
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 金/789
単位数
3単位
担当者名
小野 道照、高橋 靖照
授業の概要
プロジェクトをマネジメントするのは人である.本演習では「人」に焦点をあて,エンジニアが社会活動の中で持つべき倫理観の基本を習得する.「技術者倫理」はきわめて新しい知の領域である.技術の進展は,人間に可能な行為を拡大させるとともに,社会や環境に大きな影響を与えてきた.技術者は,その技術の開発において,技術と社会の関係,技術に関する制度・組織のあり方を常に考える必要がある.個々の技術者や企業や組織はどのように行動すべきかについて理論的・総合的に考察し,倫理的な問題を生ずることのないように,それらの成果を社会に反映させなければならない.ABETやJABEEの中でも明記されており,技術者倫理の課題は多い.授業運営方法 ⇒ 6時限:講義,7時限:集団課題演習(前半グル-プ:集団討議(316),後半グル-プ:Webによる情報収集(311)),8時限:集団課題演習(前半グル-プ:Webによる情報収集(311),後半グル-プ:集団討議(316))
到達目標
「技術者倫理」では「企業倫理」や「企業の社会的責任」の重要性を理解させると共に,自身の倫理観を育成させる.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス(1) ガイダンス,自己紹介,研究分野,シラバス説明,集団課題チ-ム設定,他.「技術者倫理について述べよ(持込不可).」シラバスの内容を事前に確認し,理解しておくこと.
第2回目
ガイダンス(2) ガイダンス(1)の補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「CSR早わかり,①CSRの基本を知る」→ 討論,集団課題個人課題レポ-ト提出,教科書「1.誇り高い技術者とは」,集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第3回目
技術者倫理(1),集団課題演習(1) 「1.誇り高い技術者とは」の討論と補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「CSR早わかり,②CSRにどう取組むか」→ 討論,集団課題個人課題レポ-ト提出,教科書「2.技術とは何か,・・・」,集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第4回目
技術者倫理(2),集団課題演習(2) 「2.技術とは何か,・・・」の討論と補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「製造現場の・・・②技術者・・・」→ 討論,集団課題個人課題レポ-ト提出,教科書「3.技術者は何に・・・」,集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第5回目
技術者倫理(3),集団課題演習(3) 「3.技術者は何に・・・」の討論と補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「製造現場の・・・①技術者・・・」→ 討論,集団課題個人課題レポ-ト提出,教科書「4.技術者はどう・・・」,集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第6回目
技術者倫理(4),集団課題演習(4) 「4.技術者はどう・・・」の討論と補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「パワ-・・・①パワ-・・・何か」→ 討論,集団課題個人課題レポ-ト提出,教科書「5.技術者の責任・・・」,集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第7回目
技術者倫理(5),集団課題演習(5) 「5.技術者の責任・・・」の討論と補足・質疑応答,視聴覚教材(VTR):「パワ-・・・②パワ-・・・づくり」→ 討論,集団課題集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第8回目
個人課題個人課題の整理:「技術者倫理について述べよ.」集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第9回目
集団課題の整理(1)視聴覚教材(VTR):「セクハラ 企業・・・」→ 討論,集団課題の整理(1),集団課題の発表準備・発表練習集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第10回目
集団課題の整理(2)集団課題の整理(2),集団課題の発表準備・発表練習集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第11回目
集団課題の整理(3)集団課題の整理(3),集団課題の発表準備・発表練習集団課題検討 → 集団課題レポ-ト作成(MS:Word),パワ-・ポイント原稿作成(MS:Power Point)
第12回目
集団課題の発表会(1)集団課題の発表会(1)
第13回目
集団課題の発表会(2)集団課題の発表会(2)
第14回目
集団課題の発表会(3)集団課題の発表会(3),授業評価アンケ-ト調査.
第15回目
予備・補講

教科書
「工学倫理ノススメ 誇り高き技術者になろう」/黒田光太郎他/名古屋大学出版会/2004
参考文献
「技術者倫理」/札野 順/放送大学/2004,「CSR 企業価値をどう高めるか」/高 巌/日本経済新聞社/2005,「CSR入門」/岡本享二/日経文庫/2005,「わたしたちの企業倫理学 CSR時代の企業倫理の再構築」/南村博二/創成社/2004,その他,必要に応じて紹介あるいは資料を配布する.
成績評価方法
個人課題レポ-ト(30%),個人課題テスト(20%),集団課題レポ-ト(30%),集団課題プレゼンテ-ション(発表内容,質疑応答内容など)(20%)による総合評価.演習であるので欠席は認めない.①.個人課題レポ-ト:教科書の各章ごとにA4用紙1枚に「要約」を整理して毎回提出のこと.・指示された期日に必ず提出のこと.次回の講義で質疑応答を行う.・各章ごとに,適宜学生に発表を行わせる.・提出レポ-トは返却しないので,各自コピ-を取っておくこと.なお,表紙は不要である.②.個人課題テスト:「技術者倫理について述べよ.」,60分,持込不可.「①.個人課題レポ-ト」として各章ごとにまとめた要約を総まとめしたものが,個人課題テストの回答となる.③.集団課題レポ-ト:集団課題「技術者倫理」について情報収集を行い,私見を加えたレポ-トとして提出すること.・集団課題のチ-ム編成後,速やかに着手すること.・国内外の各種Webサイトを活用し,引用した場合は必ず出典を明記すること.各社の違いや国別の差異,あるいは共通的な内容を明示すると良い.・授業の後半で全グル-プがパワ-・ポイントによりプレゼンテ-ションを行う.④.集団課題プレゼンテ-ション:・集団課題について,グル-プごとに全員が発表を行う.
そのほか受講者への指示/メッセージ
学生の積極的な参加による授業運営を目指しています.学生諸君の事前準備と理解度の良否が授業の質を左右します.大いなる自己研鑚を期待しています.

更新日:12/24/2005
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