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数式処理プログラミング

科目
数式処理プログラミング
区分
マネジメントサイエンス学科科目群
授業コード
54906
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/12
単位数
2単位
担当者名
大竹 敢
授業の概要
1次元・2次元の配列操作を基本におき,線形計算と近似計算のアルゴリズムについて学習する.線形計算では,主に,行列の演算および連立1次方程式の解法について取上げ,近似計算では,非線形方程式および微分方程式について取り上げる.演習はUNIX上でC言語を用いて行う.また,数式処理ソフトウェアの利用についても学習する.
到達目標
数値解析のアルゴリズムを深く理解し,C言語により,数値計算のためのプログラムを自分自身で作成できるようになること.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 数値計算の概要について教科書を読み,数値計算法の概略について予習しておくこと.
第2回目
C言語の基礎 配列と入出力配付資料により,C言語について復習し,特に,配列と入出力の方法については,詳しく調べておくこと.
第3回目
基本計算Ⅰ C言語による基本演算前回の授業内容を復習し,さらに,C言語による基本演算について,配付資料を熟読し,詳しく調べておくこと.
第4回目
基本計算Ⅱ 統計処理前回の授業内容を復習し,さらに,配付資料により,基本統計量について詳しく調べておくこと.
第5回目
行列演算Ⅰ 基本行列演算前回の授業内容を復習し,さらに,教科書の該当箇所を熟読しておくこと.
第6回目
行列演算Ⅱ 行列式と逆行列前回の授業内容および演習問題について復習し,さらに,行列式と逆行列の解法について詳しく調べておくこと.
第7回目
連立方程式Ⅰ 掃出法掃出法について詳しく調べ、手計算で連立1次方程式が解けるようにしておくこと.
第8回目
連立方程式Ⅱ反復法Ⅰ前回の授業内容および演習問題について復習し,ヤコビ法のアルゴリズムについて詳しく調べておくこと.
第9回目
連立方程式Ⅲ反復法Ⅱガウスザイデル法について詳しく調べ、ヤコビ法との違いについて検討しておくこと
第10回目
近似計算Ⅰ数値表現と誤差コンピュータを用いて数値計算する上での,数値表現と誤差について,教科書の該当箇所を熟読しておくこと.
第11回目
近似計算Ⅱ数値積分前回の授業内容および演習問題について復習し,さらに,教科書の該当箇所を熟読しておくこと.
第12回目
近似計算Ⅲ微分方程式オイラー法とルンゲクッタ法について詳しく調べておくこと.
第13回目
Mapleその1数式処理ソフトウェアMapleの基礎について配付資料により,Mapleの基礎について予習しておくこと.
第14回目
Mapleその2数式の変形と微積分配付資料により,Mapleのコマンドについて予習しておくこと.
第15回目
Mapleその3Mapleによるプログラミングについて配付資料により,Mapleのコマンドについて予習しておくこと.

教科書
田中 敏幸著,数値計算法基礎,コロナ社
参考文献
1)田中 敏幸著,C言語によるプログラミングの基礎,コロナ社,2)0からはじめるプログラミングの基礎/益田誠也/テクノブレス
成績評価方法
毎回出題する課題レポート
そのほか受講者への指示/メッセージ
この講義を受講するには,C言語によるプログラミングの知識が不可欠である.受講する学生は,事前にプログラミングの基礎的な講義を受講していることが望ましい.また,授業の理解度に応じて,演習を省略することもある.

更新日:02/07/2007
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