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トータルクオリティマネジメント研究

科目
トータルクオリティマネジメント研究
区分
マネジメントサイエンス学科科目群
授業コード
54955
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 木/123
単位数
3単位
担当者名
小野 道照
授業の概要
全社的品質管理推進の実際を学ぶ。製品品質だけを取り上げておけばよいとのに企業経営全体の問題に取り組むのはおかしいという批判もある。歴史的にこの誤りを是正するには、品質管理の考え方を正しく理解することから出発する必要がある。品質保証について討議する。
到達目標
すべてにおいてTQMが優れているのではないことを理解する。企業経営について、よいと考えられるものを融合し、管理技術を基盤に推進していくことの重要性を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
TQMの概論 生産の目的、および企業の生産の目的。品質管理の基本資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第2回目
TQMの機能の展開と体制 業務の機能展開の必要性とその目的。システムの整備の基本的な考え方。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第3回目
方針・計画の立案と展開 方針を正しく理解する、させる。経営計画の基本的な考え方と進め方。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第4回目
TQMの組織とその運営 組織運営の基本的な考え方。プロジェクト活動による組織的な推進。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第5回目
教育と人材育成計画の立案と推進 人材育成の基本的な考え方と品質管理教育・訓練のねらい。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第6回目
品質保証体制の確立 品質保証の考え方。システムとその運営。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第7回目
事例についての発表(1) 特に品質保証についての事例で、今後のあり方について発表する。マイクロソフト・パワーポイントでの発表と資料(A4レポート)を作成する。
第8回目
事例についての発表(2)特に品質保証についての事例で、今後のあり方について発表する。マイクロソフト・パワーポイントでの発表と資料(A4レポート)を作成する。
第9回目
外注・購買の品質管理体制の確立と推進受入品の品質確保のための推進組織。協力企業の品質管理実施の推進。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第10回目
生産工程の管理工程能力の把握と活用の推進による工程管理資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第11回目
TQMにおける検査管理体制の確立検査の設計とその管理。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第12回目
TQMにおける設備・計測器の管理設備管理の基本的な考え方。設備・計測器の管理の組織的展開資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第13回目
品質情報の管理体制とその活用と推進品質情報管理体制の確立と推進。営業部門における苦情処理の進め方。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第14回目
自主的改善活動のあり方。組織内での位置付けと経営トップの捉え方。資料を配布するので、次回までに読むこととまとめておくこと。それを前提に討議する。
第15回目
TQMの総括数例から選択し、あるべき方向を見出す。資料をまとめておくこと。記述試験を実施する。

教科書
なし
参考文献
日本のもの造り哲学、藤本隆広、日本経済新聞社
成績評価方法
試験(50%)、レポート(30%)、発表(20%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
3年次のトータル・クォリティマネジメントを受講、合格していること。条件合致しない場合は、事前に申し出ること。

更新日:02/09/2007
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